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クローラークレーン

キャタピラ(クローラー)で走行する移動式クレーンである。

接地圧が小さいため、地盤の柔らかい場所や勾配のきつい場所での作業に適している。その反面、走行速度が遅く、ナンバー取得ができないため、公道を自走できないものが多い。現場間の移動はトラックやトレーラー等で運搬する必要がある。小型のものはミニクローラークレーンと呼ばれ、伸縮式ブームのものが多い。大型のものはラチスブーム(梯子状のブーム)が採用される。大型のものは800 トン吊りから特殊なものになると1,000トン以上のものもある。

参考 → フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2009.07.09:n-doboku:

ラフテレーンクレーン(ラフタークレーン)

  • ラフテレーンクレーン(ラフタークレーン)
荒れた地形などの不整地を走行することのできるクレーンである。

1つのエンジンを駆動源として走行、旋回、吊り上げなど全ての動作を行うところはクローラークレーンと似ている。四輪駆動、四輪操舵システムを装備しているため、悪路でも走行・作業に対応できる。しかし自重だけでかなりの重さがあり、法規制で最高速度が50Km/h(カタログ公表では49km/h)までしか出せない車種が多いため、公道を走行すると、後方の車線が渋滞する原因を作ってしまう。また、大型のものは全長や全幅、重量などが制限を超えるため、公道の走行には国土交通省の発行する特殊車両通行許可証が必要となる。一部の大型車種については前後に誘導車を付けて、夜間しか走行できない車もある。しかし、通行許可の手続きは複雑であり、申請してから数週間経たなければ許可が下りないこともしばしばあり、それでは工事に間に合わないために無許可走行しているクレーン車が多いのが現状である。ほとんどのものは1人乗りであるが、運転席後部に座席を設けた2人乗りの車両もある。

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2009.07.09:n-doboku:

安全帯

  • 安全帯
高い場所で作業を行う場合に使用する命綱のことである。
大まかには、命綱としてのロープ部分と、それを支持物に固定するためのフック、および墜落時に人体を保持するためのベルトから成っているが、人体の保持のためにロープだけではなくベルトも併用する点が「安全帯」という名の由来である。

労働安全衛生法第21条2項は、「事業者は、労働者が墜落するおそれのある場所、土砂等が崩壊するおそれのある場所等に係る危険を防止するため必要な措置を講じなければならない。」と定めており、同法省令の労働安全衛生規則第518条が、安全帯の使用について具体的に定めている。

墜落の危険性のある高所作業の原則として、「事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。」(規則第518条1項) との定めがあるが、そうした「作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、労働者に安全帯を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。」(規則第518条2項)と、安全帯の使用を明確に求めている。

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2009.07.09:n-doboku:

灌漑

農地に外部から人工的に水を供給すること。

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ヒューム管

  • ヒューム管
鉄筋コンクリートを用いた管で、一般的に導水管として用いられる。

鉄筋コンクリート管の製造方法には、大きく分けて振動製法によるものと遠心製法によるものがあり、ヒューム管は遠心製法によるものである。 この製法は1910年にオーストラリア人のヒューム兄弟が考案した。日本では1921年に特許が取得され、1925年から本格生産が開始された。

灌漑用水や下水道の施設への導水に主に用いられる。 特に下水道では一般的に用いられる。

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2009.07.09:n-doboku: