My山形「地域の宝」発信

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 初めて芸工大を尋ねる機会に恵まれた。伊佐沢地区公民館が窓口になり、芸工大生の作った金属アートの作品を里親として受け入れる企画を紹介され、それに同行させてもらったのだ。禅館長はじめ、今回のきっかけをつくってくれた漆工房の江口さん(子供さんが芸工大生)や、非常勤講師(陶芸)の川原さんをはじめとし、総勢6人でお邪魔させていただいた。
 指導教育にあたられてる安部助教授は、将来、発想と創造力のたくましい人間に育ってもらいたいとの事で、決められた期間(約1ヵ月)の中で、無の状態から三次元形状の複雑な金属アートを仕上げるカリキュラムを課しているのだそうだ。
大きさは自由で、一人が大きい作品にトライすれば、他の学生も追随していくそうで、作品の大きさが発想の豊かさにもつながることで、終局的には安部助教授の目指す教育方針にもつながっていくのだ。
 「徹夜作業も当然やりました」、と明るく笑って答えてくれた学生諸君の表情は実に輝いていた。そして、出来上がった作品はいずれをとっても、魂のこもった素晴らしい作品ばかりであった。

 ◎写真は、学生と作品の一部

 






 沖縄訪問は今回で2回目であるが、山形とは異なった日常の習慣があり、そのことがとても強烈に思えたり、ユニークに映ったり様々である。その中で感じたことをいくつか紹介したいと思う。あくまでも私個人としてのイメージであり、誰もが同じように感ずることではないだろう。勿論、沖縄の人たち皆がそうであるということではないことをご理解いただきたい。
 
1.現地の人(特に大人)は、日中、あるいは天気の良い日は海水浴をしない。
  夕方からでかけるのだ。なぜ?勿論日中は暑いからである。結論として、我々  と同じ時間帯に泳いでいるのは観光客だけなのだ。
2.お酒を飲む場合は、まず食事を普通に済ましてからそれから飲みにいく。
  (夜出かける場合)9時、10時以後出かけるのは当たり前、当然、帰りは遅
  くなるが夜型の人が多いのだろう。
3.約束時間はあくまでも目安?的感覚で遅れるのが普通???という感じ。山形  の感覚で考えると完全に調子が狂ってしまう。

4.飲み会などは、全員が揃ったから乾杯ではなく、来た人から飲みはじめ、ぽつ  ぽつと集まってきて自然に全員集合のような感じである。遅くかけつけても朝  までと考えれば、時間はたっぷりあるのだ。
  (公式のイベントでも、来た人たちからお酒を飲み始めるのは極自然)

5.取って置きの話題は、休み明けに・・。ちょっと笑える本当の話である。
  

 ◎皆さんとっても強いのです。お酒も、夜更かしも。
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 今回福花(ふっか)というところで初めてのカヌー体験をした。満潮時を利用してマングローブの中を二人乗りカヌーで渉るのである。指導員の方からワンポイントレッスンを受けた後、団員は沖縄の子供たちとペアを組み、私は、区長の与那城さんとペアを組んでの初挑戦である。私は後方に着き、区長の動きに合わせて漕ぐのだが、最初は少しテンポが合わなかったが、直ぐにぴったり呼吸が合うようになった。ところが、救命具がかなりきつく、少し出っ張った腹を圧迫してたことと、微妙な揺れの影響で船酔い状態になり気持ち悪くなってしまったのだ。「まずい」と思い、急いでベルトをゆるめ、尚且つ、黙っていると船酔いに拍車をかけそうだったので、わざと大声をだし気を紛らわすことにつとめた。お陰さまで最悪の事態は避けられたが、勿論そのことは誰にも話してはおらず、これが初めての告白である。こんなことがなかったら、一人乗りに挑戦し、時間の許す限り堪能させてもらったことと思う。唯一の後悔である。

 ◎船酔いを必死で我慢し撮影した唯一の写真





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 現地で水祭りを見たのは数年ぶりであるが、素晴らしいの一言だった。自分にとって全てが新鮮に映ったし、今年は例年になく盛大で且つ活気があったように思う。数々並んでいる売店はいずれも大盛況で、特に飲食関係のいずれの店にも長井行列ができていた。20時を回ったあたりからさらに混雑しはじめ、目的地にたどり着くまでは、かなり人ごみをかき分けないとたどり着けないような状況だった。花火の合間には、迷子になった「ワンチャン」捜索のアナウンスがあったが、あの混雑では非常に厳しいだろう。しかし、その後どうなったか不明だが少々気になることでもあった。
 交流会で大変お世話になった、沖縄の金武町からも助役はじめ関係者が来県し、汗だく状態で物産販売に精をだしていた。ちなみに、人気の「マンゴー」は、販売開始後1時間30分程で売り切れてしまったとのことである。今度は逆に、沖縄に出向き、長井の物産を現地販売をしてくる予定である。ようやく相互の物産交流が定着し、軌道にのってきた感じがする。

 
 ◎動画でもどうぞ

 
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 初日はまず、昼食で歓迎していただいたが、山形では考えられないボリュームである。年の割には大食いの私であるが、さすがに完食とはいかなかった。酷寒酷暑?のところでは、体力をつけることが最も重要なこと、それにはそれなりの量を消化しなければならないのだろう。ちなみに、ハンバーグ、鶏肉、ハム、牛肉、サラダ、スープ、ご飯である。
 しっかり満腹になった後、午後のスケジュール開始である。
 平和記念館見学、平和の塔、山形の塔に献花、ガラス館見学、キャンプハンセン訪問、そして、並里公民館での歓迎レセプションへと進んでいった。
 初日は、厳しい暑さと慣れない雰囲気で少々体調をくずした団員もいたが、お陰さまで全スケジュールを消化することができた。並里区の一般の方々にも感謝を申し上げたい。

 ◎写真は、歓迎会の一こま
 ◎初日の流れを動画どうぞ。
 
 





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 テーブル一杯に並びきれない程の料理の数々、少しずつであれば食べれるかも知れないが、限定した料理に集中してたらとても食べれる量ではない。
 まずは記録に残すべく、デジカメとビデオで撮影をしたが、生まれてはじめて見る料理が殆どであり、特に「豚の丸焼き」は、料理としてよりもむしろ「観賞用」として好奇心をかきたてられた。同じ国内でも、気候風土の違いでこれほどまで食文化が違うことを改めて感じさせられた。特に沖縄は、歴史的背景を考慮すれば、食文化の面でもアメリカや中国の影響を受けているのは間違いないの事実なのだろう。とは言え、流通が進歩した昨今、普段我々が食べているものが沖縄だから食べられないなんて物は、そうなくなったように思う。「探せば」どこかにはあるのだ。しかし、土地柄とか季節感といったことがなくなってきたことが本当にいいのかどうか私には少々疑問である・・・・。

 ◎豚丸焼き、グロテスクだがとても美味。写真をクリックしてじっくりどうぞ。
 ◎歓迎レセプションを動画でもどうぞ。