My山形「地域の宝」発信

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今日は、長井市内で現代風「ふんどし(褌)」を作っている名物おばあちゃんを紹介する。その方は柴田トミさん(87才)で、梅村呉服店(梅村代表の伯母)さん内でその腕を発揮している。昨今は一般需要としては殆どなく、限られた人達向け商品であったが、あるきっかけで4、5年ほど前から作りはじめるようになり、その後新聞等でも紹介され静かなブームになっているとのことだ。
 「褌」の由来は良く分からないが、日本の伝統的な下着で、「六尺褌」と「越中褌」が一般らしい。私の幼少時代は、近所でも身に着けているお年よりを見かけることがあったが、今は皆無だ。戦後の西洋文化様式が崇高されてから徐々に愛用されなくなったようだ。時流とは言え、日本古来の伝統文化が次々消えていく現在だが、利便性だけの追求で本当にいいのだろうか。年をとってきたせいか、最近そんな自問自答することが多くなったような気がする。
 今は、どこでも、誰でも、いつでも物が買える時代、だからこそ付加価値を生むための「ちょっとした工夫」が必要なのだと梅村代表は言う。是非、頑張って欲しい。勿論弊社も、そのための縁の下の力持ちには、いつでもなるつもりである。

 ◎問い合わせ 長井市本町1−3−18 tel 0238−88−2235
       「梅村呉服店」宛

 ◎写真は、名物おばあちゃん(柴田トミさん)と、「褌」群
  

2006.04.25:黒澤:count(2,231):[メモ/社長ブログ]
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