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男の晩酌 ビジネス編 1
自分にあった条件で飲む酒ほど、美味しく、楽しいものはないが、必ずしもそうばかりでないことを是非、奥様方には聞いて欲しいのではないだろうか。世の夫君達。勿論、自分も含めてのことである。
営業経験が長い私にとって、お客様との会食の場、いわゆる「接待」なるものは、当然のようについてまわった。会社のお金とは言え、いくら飲んでも心の中までは酔うことができず、いつも相手を見ていた様な気がする。
敢えて言えば、酔えない酒はまずく、やはり苦いのである。「接待」はどこまでいっても「接待」でありビジネスなのだ。酒が好きとか嫌いとかの次元ではないのだ。但し、本音として、それは相手によりけりであるのも偽りのない事実だ。
前章でも述べたが、酒は、人格をも変える「魔薬」である。
奥に秘めた本音の部分を、言葉や表現でもって面に押し出してくれる不思議な力をもっている。すなわち、その時の姿こそがその人の真の姿ではないだろうか。かといって、普段無口でおとなしい人が豹変し、例え「スッポンポン」になろうがそんなことは全く気にはしない。(尊敬?はしても)しかし、陰になっていくパターンは少々NGかも知れないが。
要するに、外で飲もうが家で飲もうが、楽しく飲めるときは、「百薬の長」であり、そうでないときは、「魔薬」なのである。以外にストレス解消を求めるときの酒は、「魔薬」を求めるような気がする。(本来の自分でない自分を求める)
次回は、私の周辺で起きた実例を紹介したい。
是非、酒にまつわるエピソードや、お考えを投稿ください。
※写真は、とても辛そうな?・??接待の場面である。
2006.04.13:
黒澤
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