My山形「地域の宝」発信

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 「後任の所長は君と同年、弊社のエースだ」との事前情報だったが、やはりお世話になった前任の所長に対する思いがはるかに強く、何か、長年付き合った女性との別離に近いそんな心境にあった。
 そして、私の忠告を無視して来社した商社の面々、その中に私の一番苦手とするタイプがいた。紫っぽいダブルのスーツ、金縁の眼鏡、そして真冬なのに白のエナメルの靴、誰がみても「○○ピラ」か「○○ザ」なのだ。瞬間、心の中では「こことの取引はもう終わり」そう思ったのは事実である。形式的な挨拶後、世間話が何となく盛り上がり、上司から「早く会食会場に移動しろ」と指示を促されようやく工場を出たのが18時頃だったと思う。購入したばかりの新車に来客3人を乗せ急ごうとしたが、工場から国道にでて間もなく渋滞で動かなくなった。
1km弱の距離を進むのにも1時間を要する大渋滞である。そして、まさかこんなところで一夜を過ごすことになろうとは、誰も思うはずもなかった。それは、記憶に残っている方もいるだろうが、猛吹雪のため国道で2人も亡くなったあの時の事である。まさしく、その当時者になってしまったのだった。・・・・そして、この所長が、この事件をきっかけに、私のかけがえのない友になろうとは当然気がつくはずもなかった。
 
 ◎写真は、何回か登場してもらってるが当時者(一部)の面々
 ◎友人のブログ「自然工房」のご紹介(山形の自然やグルメが盛りだくさんです)
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 伊佐沢の「久保の桜」については、以前にも紹介させていただいたが、樹齢1200年ともいわれている「エドヒガン」である。一番大きく咲き誇っていた頃の大きさが四反歩ほどあった事から「四反桜」とか、悲恋物語の主人公になったお玉の名前をとり、「お玉桜」などの別名ももっている。
 その「久保の桜」からのライブ中継の予定であったが、あいにくの雨降りで録画撮りになったらしい。そのため、隣接する伊佐沢小学校体育館からの中継になったが、伊佐沢の伝統文化の象徴でもある「念仏踊り」の練習風景の中継となった。
 尚、22日(土)が本番で、久保の桜と念仏踊りのコラボレーションが見れるはずである。
 地区民の愛情と行政の力をかりて元気になった「久保の桜」を一目見ようと、毎年県内外の大勢の観光客で、以前にも増してにぎわうようになった。 開花宣言にはもう少し時間がかかりそうだが、丁度ゴールデンウイークの当たりが一番の見頃になるかも知れない。とても待ち遠しいものである。
  
  ◎写真は、練習風景を紹介してる様子




 今回のこの企画は、NHKさんの全面的な協力のもとでスタートしてるが、そのテーマとしては、長井市のキャッチフレーズに関連させたものになっている。「花」、「伝統文化」、「職人芸(匠の技)」を題材にしているのだそうだ。
 先にご紹介したフラワー長井線は、長井市の玄関口であり、今回紹介する「風林堂」さんは、職人技を生かしたお菓子づくりとしての紹介である。
 お菓子でつくった「さくら」と「アヤメ」は、食紅で色をあしらえ、見事なまでの出来映えで本物と見分けがつかない程だ。中継の妨げになるため写真に反映できなかったのが本当に残念である。これぞまさしく職人芸、匠の技そのものである。
 ちなみに、インタビューをしているNHKアナは、入社2年目の可愛いお嬢さんで、今日も18時15分過ぎ伊佐沢の「久保の桜」をライブ中継してくれる。
是日、ご覧ください。

 ◎写真は、インタビューと実演風景(2枚目の写真でさくらとアヤメを確認)




 NHKTVで、4月18日から20日(18時10分からの「やまナビ」)までの3日間、連続で長井市を紹介する。その初日は、FN(フラワー長井線長井駅)をバックに、現状おかれているFNの状況インタビューやジャズグループ「m o j o」の演奏をまじえてライブ放送された。
 19日は、「風林堂」さん、20日は、国の天然記念物であ「久保の桜」をライブ中継するそうだ。(時間は同じ)
 この企画については、NHKさんから大枠の打診があり、長井市の商工観光課が窓口になり、数回の打ち合わせを重ね、地域興しにつながる切り口として、相互目的が合致し実現したものらしい。
 最近、地域興しの一貫として、県や各市町村が独自のPRを実施しているのに気がつくことがあるが、その中でもTV効果は抜群である。そう言った状況を考えると、今回のTVによる長井市のPRはとてもありがたいことである。
 そして、今年は伝統ある「NHKのど自慢」がこの長井市にやってくる。スケジュールとして、7月29日(土)予選会、30日(日)大会本番(ライブ放送)となっている。全国放送され、視聴率の非常に高い番組でもあることから、良い意味で便乗させてもらい、終了後も引き続き長井市をPRしていけるような企画をこれから模索したいものだ。
 
 ◎写真は、長井駅のプラットホームで演奏している「mojo」と撮影風景





 人事異動真っ只中、県庁を訪ねた。組織が大きければ大きいほどその規模も大きくなる、当たり前といえば当たり前だが、民官問わず、出向、転勤、課、係の内部異動等々、色々な形態があるが、大半の人達は指示命令である。自分の希望、意図を反映できる人なんて一握りもいないだろうし、それが現実なのだ。
 異動というものは、本人、家族、身内は勿論、仕事に関わる周辺の人達全員を巻き込んでしまう恒例行事なのだ。そして、その人事異動にまつわる泣き笑いが都度生まれるのである。私の体験談ではあるが紹介したいと思う。
 ある懇意にしていた仕入先の所長が異動のため、その後任を連れて挨拶にきたときのことである。(平成5年?2月)
 その日は朝からあいにくの猛吹雪で、新幹線が通常運転できるかどうか分からないような状況だった。そのため、日を改めるよう忠告をしたのであるが、それを振り切って来社したことから、とんでもない事件に巻き込まれてしまうのである。「もしかして俺、死ぬ???」一瞬ではあるが、本当にその時はそう思ったのである。それは・・・・。  続きはまた。

 ◎写真は、そのメンバーの1人だが、人相と人柄は全く別である。?







 「久保の桜」の状況確認に出向いたのだが、不安定な天候が続いている状況からか、開花までには少々時間がかかりそうだ。ところが、小学校グランド添いのさくら並木は既に咲きはじめており、見学に来られている方々に少しは納得してもらえるかも知れない。18度以上の気温が後3日4日続けば、もしかしたら咲きはじめるかもしれないが、週間天気予報を見る限りでは少し難しいかも知れない。とは言え、自然が相手である。
 今日は時折強い風が吹き、10度にも達してない肌寒い平日であるが、にもかかわらず県内外の方々に来ていただけるのは本当にありがたいことである。ただ、どんな状況でも、又来ていただけるような何か余韻をもたせなければならない。勿論、関係各位毎年ご苦労されていることとは思うが、見学に来られる側の目線に立ち、改めて対応していかなければとならないと考える。勿論、弊社のネットワーク事業を駆使し、PRについては最大限協力をしていくつもりだ。