My山形「地域の宝」発信

My山形「地域の宝」発信
ログイン

 通常の観光では、まず中には入れない米軍のキャンプハンセンについて最初に紹介させてもらったが、それ以上にチェックが厳しく、まず一般の人が入れないのが「嘉手納空軍基地」である。ところが、夕食を基地内でとれるとのことで2台の車に分乗(11名)し、約40分の距離を急いだのだったが・・・。
 基地の前では、今回中に入れるよう手配をしてくれた方と待ち合わせをし、用意周到に準備をしていただいたはずであったのだが、結論的には、警備で拒否され、入れなかったのである。その理由は?。



 ◎写真は、嘉手納空軍基地前での1ショット(ホームステーでお世話いただい
  た方々と)
...もっと詳しく




 沖縄の人たちは、家族やそのご先祖様を大切する風土が強いといわれているが、そのお墓をご覧になればご理解いただけるのかも知れない。山形は勿論であるが、本島でもまずみることがないお墓である。台湾や中国の伝統文化を受け継いでいるといわれているが、知識のない私には、残念ながらそれを比較検討する材料を今持ち合わせていない。
 お墓参りの時は、家族、親戚縁者が馳走や飲み物を持参し、お墓で食事をするのが習慣なのだそうだ。
 しかし、大家族制で、事ある毎に身内が集結し、お互いに助け合う風土が強いここ沖縄県ですら、高齢化や核家族化の波が押し寄せ、以前のような暖かな家族的団らんに浸れる環境とはいえなくなったとのことである。
 一つの考え方かも知れないが、豊かさが、必ずしも人の心までは豊かにはしてくれないのではないのだろうか・・・。


 ◎写真は、ご先祖様を祀る巨大なお墓 (10m×10m×3m位?)




{MOVIE} ダウンロード 6.2MB_WMP

 今回どうしても観たかったところである。子供が大きくなってからは遊園地、動物園、あるいは水族館というところは、まずいかなくなるのは仕方のないことかもしれない。しかし、本来、動物園や水族館などは、大人、子供関係なく興味があれば誰が行ってもおかしいものではないずなのだが・・・。
 今までもいろん水族館に行ったが、この「美ら海水族館」は全く別格であった。規模や魚の種類だけではなく、観る人を楽しませてくれるいろんな工夫がされており、迫力満点であった。口や文章ではまず表現できないので、写真と動画をご覧いただきたい。但し、画面が少々暗かったのが残念。

  ◎写真はじんべい鮫、たかが魚と思ってしまうが、あまりにも巨大!!





 沖縄交流で体験した嘘のような本当の話(ユニーク?)を紹介したいと思う。
 ここ山形とは明らかに気候風土が異なることは前回も紹介させていただいたが、今回はそのとっておきの話をしたいと思う。
 折にふれ、美食家ではない珍味好き?の私としては、沖縄の「山羊料理体験談」は是非紹介させていただくつもりであった。その「山羊料理」(ヒージャー)というのは、単なる”珍味”の一言で済まされるようなものではなく、実に奥深い食べ物なのである。結婚式のような「お祝い」ごとに振舞われるのが一般的だが、我々で言う「鯛」的存在ともまた異なるのである。お祝い事の他、何か目的事?があるときには特に効果がある特別な料理なのだ。
 今回は、この「目的事」について紹介するが、あくまでも一つの笑い話として受け留めていただきたい。(大変お世話いただいたおばちゃん談) 公的選挙は、厳正且つ公正でなくてはならいのは誰もが承知していることであるが、実はこの選挙には「山羊」はかかせない存在なのだ。「山羊」をツブすということは、不特定多数の人が自然に集まることを意味し、自ずと秘められた目的があるということになるのだ。勿論、明確な選挙目的としてはご法度であるが(名目を変えることで回避)、料理に「山羊」がでてくる、こない、では天と地の違いがでてくるのだそうだ。選挙前の「山羊」料理は、即、警察にお世話になる理由になり、その場「豚」料理では警察の出番がないのだそうだ。但し、豚料理では人が集まらないので、いかに「山羊」をツブす情報をどの候補者よりも早く流すか、そして、多くツブせるかが最大のポイントなのだ。それに、最初にご馳走になった立候補者が最優先で、他の候補者には浮気をしないという風土も強く、選挙の当落は「山羊」で決まるといっても過言ではないとのことだ。
 ちなみに、このおばちゃんは「山羊」料理の接待を受けたということで、一度だけであるが警察のお世話になったことがあるそうで、その時は、接待した側と受けた側約200名ほど警察にお世話になったそうだ。そんな話を淡々としてくれたおばちゃんの笑顔が、今でも強く印象的に残っている。

 ◎噂の「山羊刺し」、残念ながら私は2切れで「ギブアップ」だった。
 


...もっと詳しく




 初めて芸工大を尋ねる機会に恵まれた。伊佐沢地区公民館が窓口になり、芸工大生の作った金属アートの作品を里親として受け入れる企画を紹介され、それに同行させてもらったのだ。禅館長はじめ、今回のきっかけをつくってくれた漆工房の江口さん(子供さんが芸工大生)や、非常勤講師(陶芸)の川原さんをはじめとし、総勢6人でお邪魔させていただいた。
 指導教育にあたられてる安部助教授は、将来、発想と創造力のたくましい人間に育ってもらいたいとの事で、決められた期間(約1ヵ月)の中で、無の状態から三次元形状の複雑な金属アートを仕上げるカリキュラムを課しているのだそうだ。
大きさは自由で、一人が大きい作品にトライすれば、他の学生も追随していくそうで、作品の大きさが発想の豊かさにもつながることで、終局的には安部助教授の目指す教育方針にもつながっていくのだ。
 「徹夜作業も当然やりました」、と明るく笑って答えてくれた学生諸君の表情は実に輝いていた。そして、出来上がった作品はいずれをとっても、魂のこもった素晴らしい作品ばかりであった。

 ◎写真は、学生と作品の一部

 






 沖縄訪問は今回で2回目であるが、山形とは異なった日常の習慣があり、そのことがとても強烈に思えたり、ユニークに映ったり様々である。その中で感じたことをいくつか紹介したいと思う。あくまでも私個人としてのイメージであり、誰もが同じように感ずることではないだろう。勿論、沖縄の人たち皆がそうであるということではないことをご理解いただきたい。
 
1.現地の人(特に大人)は、日中、あるいは天気の良い日は海水浴をしない。
  夕方からでかけるのだ。なぜ?勿論日中は暑いからである。結論として、我々  と同じ時間帯に泳いでいるのは観光客だけなのだ。
2.お酒を飲む場合は、まず食事を普通に済ましてからそれから飲みにいく。
  (夜出かける場合)9時、10時以後出かけるのは当たり前、当然、帰りは遅
  くなるが夜型の人が多いのだろう。
3.約束時間はあくまでも目安?的感覚で遅れるのが普通???という感じ。山形  の感覚で考えると完全に調子が狂ってしまう。

4.飲み会などは、全員が揃ったから乾杯ではなく、来た人から飲みはじめ、ぽつ  ぽつと集まってきて自然に全員集合のような感じである。遅くかけつけても朝  までと考えれば、時間はたっぷりあるのだ。
  (公式のイベントでも、来た人たちからお酒を飲み始めるのは極自然)

5.取って置きの話題は、休み明けに・・。ちょっと笑える本当の話である。
  

 ◎皆さんとっても強いのです。お酒も、夜更かしも。
...もっと詳しく