私にとってふるさとは、自然を楽しみながら生活を送ることのできる場所です。四季がはっきりしていて、旬の食を味わうことができる環境のおかげで、日々の生活を楽しむことができます。県外へ出張して上山(ふるさと)に戻ると、ホッとします。
10年後のふるさとはどう変化しているでしょうか。便利になったり、過ごしやすくなったりするのはいいですが、自然はいきいきとしていますか? 自然を壊し、なくすのは簡単ですが、作り直すのは難しいものです。短所をなおすことも大事ですが、ふるさとの長所を伸ばしていくという目線をもち続けたいと思います。
そんな10年後に向けて、私たち丹野こんにゃくは、楢下(ふるさと)から世界へ「たかが蒟蒻、されど蒟蒻」を発信していきたいと考えています。「こんにゃくっておいしいね」と言っていただける様に、日々「こんにゃくを通して、あなたの笑顔に会いたくて」の思いでこんにゃくを造っていきます。10年後、ふるさとの長所のひとつになれたらうれしいですね。