山形を大事に想うこと=山形に住むみんなを大切に想うこと、そして一人一人を尊重することだと思う。人は一人では生きてはいけない。どれだけの支えがあって今日があるのか。今の自分があるのは、父母、祖父母、曽祖父母…と代々受け継がれてきた命のおかげ。できれば命のバトンを次世代につなぎ、子どもたちが希望を持てる場所をつくっていく。それがその地域(ふるさと)に住む者の役割ではないだろうか。
私が生業としている冠婚葬祭とは、豊かな人間関係を構築するために先人達の祈りや知恵が詰まって創りあげられたもの。暮らしに培われてきた『結』の精神がベースになっている。
結婚式は新しい家族が誕生する日。自分よりもパートナー、子ども、家族、地域そして社会の幸せへと視点が変わっていく節目とも言える。人とのつながりや信頼関係が財産だと思う。大切なものが多い方が幸せ。大切なもののためにがんばれる方が幸せ。このふるさとは大切なもので溢れている。それに気づける機会や場を今後も創っていきたい。
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