今から10年前。パティシエになって5年目。素晴らしい仲間と尊敬できる先輩方、そして偉大なるシェフのもと朝から夜中までお菓子を作る毎日。まさに寝る間も惜しんでという日々でした。
パティシエという仕事は一見華やかですが、その裏に辛くてしんどい重労働があります。だからこそ感動出来るシーンに何度も出会うことができ、充実感を得られる仕事でもあるように思います。努力したから、もっとお客様に喜んでもらいたいから、という気持ちで作るお菓子は必ず人を笑顔に出来る! 僕はそう信じています。
あの時の素晴らしい経験を山形で再現したい!そう思って山形へ戻ってきました。山形には全国に誇れる果物や農産物がたくさんあります。今後は地元の素晴らしい素材を使って、そんな感動を一つでも多く生み出すお菓子屋になることを思いながら、日々お菓子を作っています。そして、そこで得られる充実感や感動を、スタッフ達と共有できる菓子屋でありたいと思っています。
株式会社萬菊屋|後藤昌利
2015.11.05:[リーダーズ]
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