向井の”つれづれなるままに”
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5月25日(火) 石川遼くん
先日の最終日58を出して、
あっと驚くような逆転劇での優勝ぶりは見事としか言いようがないですが、
反面、他の何十年もやっているプロゴルファーは何をやってるんだろうと、
疑問に思うことも事実です。
その答えというわけでもないでしょうが、
今朝の日経に中島常幸プロがそのへんのことを書いていた。
要はあのスコアは首位と6打差もあったから出たスコアだ。
もし優勝争いをしていたら、あのようなスコアが出たかどうか疑問だ。
当然、優勝争いをしていれば、一か八かの攻略は出来なかっただろうという意味だと思いますが、
そのへんのとらえ方に、日本のプロゴルフ界のいまひとつのところが感じます。
確かに6打差あってスタートしたわけだが、
その6打差というのは遼くんが前日までの3日間、
コースを攻め続けたからだし、
結果が出ているのに、まだまだ上をねらってフォームを改造しつつあるという向上心が不安定なスコアにつながっていたという事実が前提としてあるわけです。
要は守りに入っていなく、現状で賞金王になったとしても、まだまだ上を目指すという気持ちが逆に前日までの首位と6打差になるわけです。
だから中島プロが優勝争いをしてなかったから、
大胆に勝負をかけてあのスコアが出たというのはちょっと違うんではないかと思うのです。
今までのプロがそうやって守りのゴルフしか見せないから、
石川遼くんが出てくるまで女子プロに負けて人気が無かったということだったのです。
18才の賞金王が出てしまったという現実を、なにくそと発奮して6打差で逆転したなら、
最終日7打差以上をひっくり返して優勝して見せるのがホントのプロじゃないのかと中島選手の言い訳めいたコラムを読んで感じたしだいです。
特に星野英正選手にはそれくらいやってもらいたいなぁと思いますねぇ。
2010.05.25:
mukai
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