向井の”つれづれなるままに”

向井の”つれづれなるままに”
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”安心して乗れるクルマづくりに全力をあげる”

この言葉はインドや中国のクルマメーカーの社長の言葉じゃなくて、
我が国、いや世界でトップの超一流企業と呼ばれるトヨタ自動車の豊田章男社長の日経新聞でのインタビューでの言葉です。

今朝の一面に載ってました。

一連のトヨタの問題に対して”必然的に起こったと思うべきだ”とか、

”生産が増え人材の育成が遅れた”とか、

”本当に顧客第一だったのか、気づかされた”などと、

あのトヨタの社長が今更何を言っているのかと思うような発言でした。


この発言に対して批判的というより、
あの大トヨタの社長ながら素直な人なんだなという印象を受けたインタビューでした。

市場動向に素早く対応する”小さなトヨタ”を目指すそうで、
今回の件でトヨタもかなり危機感をもって変化するようです。

日本の製造業の代表選手ですから、なんとしても立ち直ってもらいたいものです。


同じように日経新聞の私の履歴書は今月がユニチャームの高原会長の話です。

私の履歴書というテーマからも、
自慢話がえんえんと続くというのもしょうがないコーナーですが、
この高原氏の自慢話に1カ月もつき合わされるのかとうんざりして読んでます。

それはそれとしてもここまで会社がくるのには、
それなりの苦難があったということがよく分かります。


ある意味、トヨタであろうがユニチャームであろうが、
企業がこの世に存続していくというのは、
どんなに大企業になったとしても革新の連続という気持ちがないと、
あっという間に坂道を転がってしまうということのようです。


世界に誇る日本のクルマのトップ企業のトヨタが復活して、
日本を元気づけてもらいたいと思います。
昨年リフォームでお世話になったお客様のところへ行った。

もう少しで80歳という年配のご夫婦である。


プードルが二匹と老夫婦という家族で、
子供さんたちとは同居してなくて、
会社を経営しているが後継者はいないという状況の老夫婦です。


久しぶりに元気ですかというあいさつから始まり、
まだ数ヶ月しかたっていないのに、
このご家庭にも様々な変化があった。

プードルに加えて、秋田犬が増えていました。

わざわざ秋田まで出向いて買ってきたのだそうです。

秋田犬はなかなか利口な犬だよとおっしゃってましたが、
プードルみたいにきゃんきゃん吠えない。

じっと相手を見ていて、
自分のテリトリーに入ってきた場合には吠えるが、
そうじゃないと意味もなく吠えるようなことがないらしい。

外の犬小屋にいて、さすが秋田の犬らしく寒さには平気のようでした。


あともう一つの変化が、
ご主人の車が2シーターのベンツから黒の4ドアセダンのベンツになっていたことでした。

前のベンツもまだまだ新しかったのにどうしたのですか?と聞いたら、

藤田まことが死んだからだとおっしゃいました。

はぁ?

藤田まことみたいに借金を返すだけで人生が終わってしまってもしょうがないだろう、
もう自分もいつまでも生きているかわからんから、
乗りたいものを好きに乗ったほうがいいと思ってさ、
という話です。

なるほど、まぁそういえばそうでもあるが、
頭金以外に3年間のローンを組んだから3年間は死ねんなぁ・・・・・だそうです。

このご夫婦の口癖が”いつまで生きてるか分からんからな”ですが、
だからこそ今が大事だともとれるわけで、
そんなふうに生きている二人を見てるとなかなか微笑ましくもありました。

そんな一日で、藤田が死んでベンツを買ったという話です。


ちなみに新車で3年間乗った2シーターのベンツの下取り価格は、


250万円だったそうです。
う〜〜〜ん、そんなもんかなぁ。
今テレビCMを見ていたら、
小田和正が出ていた。

メジャーな歌手というかソングライターではあるが、
私は何故か嫌いです。

彼からすればそんなことどうだっていいことでしょうけど、

なんかこの男の顔や歌がどうしてそんなに受けるのか分かりません。


ひがみやっかみの手合いでしょうかねぇ。


ひと言でいうとウソくさいというふうに感じるのですが。


これだったらまだ”さだまさし”のほうがましだ。

ウソという恥じらいを自覚しているから。



昨日の日経新聞の一面に”有力外資 相次ぎ日本撤退”という記事が載っていました。

海外の有力企業が日本での生産や販売から相次ぎ撤退するという記事です。

タイヤ大手のフランス・ミシュランは7月に日本での生産をやめ、
韓国の現代自動車は乗用車の販売を中止。
カナダの燃料電池大手も撤退と昨年度の日本に対する直接投資は前年比マイナス55%だそうです。

外資は日本から新興国などへの投資先にシフトしてる。



まるで”沈みいく船からネズミが逃げ出す”というようなありさまです。



日本は法人税減税や規制緩和で投資環境を改善する必要がありそうだという記事でした。



それに加え、今日の新聞では出光興産が3つの製油所を100日間操業を停止するそうで、
将来は閉鎖の検討もしているという記事です。

要は石油製品が売れないということなのです。



法人税減税や規制緩和などずっと前から言われいていましたが、

これだけ経済がグローバル化してくると日本だけの論理でいては、

世界から取り残されてしまうという産業界などからの声は届きませんでした。



石油製品が様々なものをつくる原材料ですから、

これが売れないというと産業界の地盤沈下がどんどん進んでいるように思われます。



なんか対策を早急に打たなければと思うのですが、

労組から支援されている民主党は”法人税減税”などというと金持ち大企業の優遇だとすぐネタミやっかみの論理を展開します。



しかし、事業仕分けなどをいくらやったって、

それは支出をどうするかだけのことで、

日本としての収入をどう上げるかという問題とは根本的に違います。



自民党一党支配の長年のしがらみから解き放たれた政権なのだから、

ぜひ今までとは違う発想で改革をしてもらいたいものです。




もうそんなに時間はないよ鳩山さん。
愛子さまが不登校だそうで、
なんか大騒ぎになっているようです。

もちろんマスコミサイドでのことですが。

過剰なマスコミ報道はちょっとどうかなとも思いますけどね。

いまさら不登校の問題を大騒ぎするのなら、
自殺者も出ている現在の状況をもっときちんと報道してもらいたいものです。

別に皇室だからってこういう問題が起きないわけはないというのが、
逆に特別扱いじゃない環境で育てているのだということの証明で、
正常なバランス感覚で皇室といえどもいますよという意味ではおかしな話ではないと思いますけどね。


ただ、嫌だったら行かなければよいというのは親を見てそういうふうに感じて育ったという面もあるわけで、

マサコさんが皇室行事を体調が悪いので参加しません。
だって私は病人ですからというのと、
なんとなく関連あるような気もします。

昔は、少々体調が悪いぐらいでいちいち学校を休むな、と育った世代からすれば、
調子が悪いから何もしませんという育ち方をしたばあい、そうなるわなぁ〜とも思われますが・・・(^_^;)

いやべつにマサコ嬢を非難してるわけではなくて・・・・(^_^;)

でもそうかな親のふりみて子供は育つわけだから。
今日は啓蟄と書いて・・・・まぁ普通は「けいちつ」とは読めませんが(^_^;)

今日はその啓蟄の日だそうで、
大地が温まるにつれ地中で冬眠をしていた虫たちが戸をひらき、
穴から出てくるころという意味だそうです。

先日サンケイ新聞紙上で石原都知事が大寒、立春とか啓蟄などの二十四節気について書いていた。

日本の現実にこの二十四節気があっていない。
もともとこれは中国の黄河の近くに首都があった頃につくられたもので、
日本の中心部とは軽度も大きく違ってめぐる季節の月日もかなり違うし、気温の統計から見ても同じ月と日の温度差はかなり違う。

それに加えて明治政府が極めて乱暴に西洋文明をまねして旧暦を突然廃止して新暦に切り替えてしまったのもそれに拍車をかけることとなったようです。

今年も3月3日は桃の節句ですが、桃の花などさっぱり咲いてはいません。
これが旧暦だと合わなくはないのです。

7月7日の七夕などは、牽牛と織姫が一年に一度出会うことになってますが、
新暦の7月7日だとまだまだ梅雨の真っ最中で、
夜空に星を仰いでというような雰囲気もありません。

七夕祭りに浴衣でといっても寒くてそれどころでもないのですが、
それが旧暦だとちょうどよいぐらいの天候になります。

こういうふうにいつも天気予報で大寒ですからどうのこうのとか、
立春ですからこうですねとか言いますが、
ほとんど季節感にとぼしいと皆気づいてはいるのに何もそれについて言う人がいません。


四季の変化にとんだこの日本に住んでいる日本人には独特の感性があるわけですが、
それもこのような季節ごとに変化を楽しみ身近に感じるというところによる部分が大きいのではないかと思います。


提言ですが、自民党政治では何かを変えるというのは大変でしたが、
せっかく政権交代して変化に対して前向きになっている現政権ですから、
ぜひ、二十四節気については旧暦で表示するとしたらどうでしょう。

これをやるぐらいだったら予算が、財源がという話でもないでしょうから、
すぐにでも出来ると思うのですが、
どんなもんでしょうね鳩山さん。

小沢さんに聞かないと無理かな(^_^;)
日曜日の日経新聞に”おねだり民主主義の限界”という記事が載っていた。

菅直人副総理が、

”なぜ日本の経済成長が20年間止まり、しかも800兆円を超える赤字がたまったのか”

”全国に90いくつもの飛行場をつくった。
四国に橋を3本かけて車はほとんど通らなかった。
長期的には経済効果が薄かった”

と自民党政治の問題点をまくしたてたのに対して、
自民党の加藤紘一氏は、

”公共事業費はピークの1998年前後からすでに半分まで下がり6〜7兆円なのに、
社会保障関係費は当初の15兆円が来年度は27兆円じゃないか”

と逆につっこみました。

確かに自民党は公共事業への過度の依存をいつまでも続け赤字を増やしたが、
民主党は故人給付を重視して歳出をどんどん増加させている。

子供手当て公立高校の無償化、高速道路の無料化・・・・

目玉政策の子供手当てを「一人当たり月額2万6000円」の満額支給に切り替えると、
それだけで年間5.3兆円の財源が要る。

来年度の防衛費4.8兆円を上回り、

公共工事の5.8兆円に迫る巨大な支出項目なのです。


財源問題を直視しないまま、有権者の要望をすべて応えていく余裕は今の日本にはない。

民主党は今後の選挙をにらみ、票欲しさにまだまだばらまくようだが、
限られた財政の余力を戦略的な分野に振り向けなければ、
国力は低下するばかりだ。


「ねだって配って財政破綻」

「バラマキ予算で第二の敗戦」



という川柳を最後に紹介された記事でしたが、

ほんとそうだねというしかないというのが感想です。
今朝の日経新聞に”日本、27年ぶりに首位転落”という記事が出ていた。

日本の工作機械の生産額が世界首位から27年ぶりに陥落したそうです。

09年に08年の57%減になり、
9%増の中国に一気に抜かれ、
その差はすでに2倍近く開いており、
首位の座を取り戻すのは容易ではないという記事でした。

金属部品を加工する工作機械で、世界のものづくりを支えてきた日本の製造業が、
大きな転機を迎えているという。


いっぽう生活第一をかかげる民主党政権に代わってから、
福祉など社会保障の充実で生活の質を向上するという方針のようだ。

昨日の国会でも菅大臣が”福祉に金をかけると福祉関連の仕事も増え、経済も活性化”などと言ってましたが、
どう考えてもそれはおかしいと思います。

日本にはエネルギーや資源も無いからどうしても国外から買わねばならない、
それが日本の成り立ちの大前提のはず。

身内同士で金をやりとりしていてどうして経済が活性化するのでしょう。
日本全体で見ると外貨をかせぐことがあってこそ、
そのようなことがようやく成り立つわけです。

そっちのほうにはなんら方策を打ち出さない民主党が、
福祉に金をばらまけば、その金が回って経済が活性化するなどという論理は子供だましのレベルです。

このまま政府が基地問題などにおわれ何もしないでいると、
工作機械のようにあっという間に経済的に世界から置いてけぼりになるのではないでしょうか。

基地の問題などさっさと決めて、
経済に集中していかないと、
あのトヨタさえバッシングにあっても日本政府として何も出来ない現状です。

政権交代はそれなりに意義はあったと思われますが、
問題はその後です。

経済活性化のために早急に政府として対策を打ち出してもらいたいものです。
以上。
庭の片隅で、

春の準備が完了してました。



3月までもう数日です。


いよいよ春です。
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