向井の”つれづれなるままに”

向井の”つれづれなるままに”
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日経新聞の”私の履歴書”のコーナーを私は愛読しています。

様々な業界のそれなりの成功者の方が自分の人生を振り返り、
読者のいろんな示唆を与えてくれるような興味深いコラムです。

一ヶ月の連載ですので、
つまらない人が出てくると、えんえんと一ヶ月間続くのでがっかりするのですが、
今月の有馬稲子さんの半生はすごく期待できるようです。

先月のユニチャームの高原会長なる人の、
つまらない自慢話を1カ月も読まされたので尚更です。

しかも、この高原会長なる人は自分が自慢話をえんえんと書きつなれているということにさえ気づかないほどの自己中人間ですから、
私の履歴書さえ書かなければ、社員や家族がどれだけうんざりしてるかなどということを、
全国に知らしめることもなかったのになぁという前任者のコラムの後ですから、
尚更素晴らしいと思って読んでいる日々です。


彼女が朝鮮から深夜の漁船の船倉に隠れて日本海を渡って脱出する下りなどは、
なぜか北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのことを連想してしまいました。

命ぎりぎりのところで生きて脱出してこられたからこそ、
私はいろんなものに執着はしない性格になったのかもしれないと彼女の腹の座ったような演技力はそこから来てるのかと妙になっとくしました。

もう80歳に近くなったそうで、
毎日、楽しみにこれからの彼女の人生の履歴書を読ませていただきたいと思います。

これってたぶん映画かドラマになるような気がしますけどね。

2010.04.06:mukai:count(2,672):[メモ/□コンテンツ]
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