向井の”つれづれなるままに”

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今月の節分から今年は”さんりんぼう”の年です。

三燐亡と書くらしいが住宅をこの年に建てると、
自分の家は栄えるのですが、
向こう三軒両隣は亡びることになるという年だと山形県の北部では言われていて、
それを地元の山形新聞が書いたものだから、
逆にそれを知らないエリアでも逆に気にするようになってしまった。

だから住宅業界にとって今年は”さんりんぼう”の一年ということになり、
大変迷惑な年になるのです。

スタートは節分から来年の節分までの続くわけです。

なかには節分の前に柱を一本だけ立てておいて、
昨年建てはじめたから関係ないなどと、こざかしい言い訳を教える住宅会社もありますが、
隣近所の人がそれを認めるかどうかは定かでないのですが・・・・

とにかく何を根拠に”さんりんぼう”なることを言うのかしらないが、
隣近所との人間関係を壊してまでどうしても今年建てなければというほどのこともないという人が多いのがこの山形県の現状です。

しかし、建設業界の人は大変困りますね。


これがもし中国だったらどうでしょう。

数年前に中国に行った時に田舎の方では未完成の3階建て、4階建ての住宅が沢山あったので不思議に思いガイドさんに聞いてみたことがあります。

いわく、中国人は隣よりいくらでも高さの高い住宅のほうが縁起が良いという言い伝えがあり、
未完成だろうがとにかく高く建てたがるそうなのです。

ふ〜んと思いましたが、
中国人にこの”さんりんぼう”の風習があったらどうでしょう。

たぶん率先して自分だけはこの”さんりんぼう”の年に家を建てるのではないでしょうか。
日本人は自分だけ突出するということを嫌いますが、
中国人はまず自分です。

だから”さんりんぼう”の年だなどとなると自分が繁栄するのに何が文句あるかと、
逆に建築ブームになるかもしれませんね(^_^;)

それにしても建築業界の人にとっては、
今年の一年は”さんりんぼう”の一年ですから、
ほんと大変ですね。

そんなことはないと否定する報道などすると、
逆に知らない人まで気にするようになるし、
何よりも隣の人が何か言ってくるかもしれません。

山形って良いところですが、
こればっかりはどうかなぁと思いますね。


2010.02.08:mukai:count(2,109):[メモ/□コンテンツ]
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