向井の”つれづれなるままに”

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いやまったく今年の正月は大雪で大変でした。






すごかったです。

おかげさまで雪かたづけで運動不足になりませんでした(^^)v



今日のニュースを見ていたらアメリカ連邦準備制度理事会のバーナンキ議長が講演で、

金融危機を引き起こした住宅バブルの主な要因が、

連邦制度準備制度理事会の低金利政策ではないと住宅バブルを招いたという批判に反論したそうです。



サブプライムなど複雑な金融商品を野放しにしたのがバブルの主要因だったと指摘、

もっと金融機関を規制・監督するのが望ましいと述べたそうです。



もっともですがノドもと過ぎればでアメリカの金融機関はまたまた儲けはじめたので、

たぶん規制は中途半端なことしかできないでしょうね。



どちらにしても住宅バブルが発生した事実は間違いないわけですが、

基本的に住宅ローンの本質はインフレということを基準に成り立っているのではないでしょうか。



じゃないと35年間も毎月毎月住宅ローンを払い続けるという気の遠くなるような契約は結べないと思います。

ある意味、結婚の契約よりもまだまだ大変と言えます(^_^;)


最近は結婚しても簡単に別れることが出来ますが、

住宅ローンはそうは行きません。



払えなくなれば家は取られ、高額の借金だけが残ります。



私が住宅ローンを組んだ時代は最長で25年間でした。

25年間でも不安でした。

家は建てたが、もし病気や事故でもあえばとたんに払えなくなります。



住宅ローンの支払いを全てに優先して生活するという25年間が待っていたのです。


それが今の住宅ローンはなんと35年間です。

35年間も病気もせず、事故にもあわず、離婚もせずに?すごすという自信があって初めて住宅ローンが成立するのです。


ほんと気が遠くなります。

よ〜く考えればですが・・・




ところが世の中で住宅屋と言われる会社は、

どうやってその恐怖から目をそらして家を建てさせようと大金を使って顧客を洗脳しようとしてるのです。



「アパート代と同じ金額で家を建てられる」などとあおります。

アパート代はいくら払っても無駄だけど、

住宅ローンは同じ金額で家が残るよなどと、

自分勝手な論理を展開して洗脳してくる業者がこの業界にはあまりにも多すぎます。



インフレ基調の世の中なら3000万円の借金が実質2000万円にもなる可能性もありますが、

今現在がデフレの時代です。

3000万円の借金が実質4000万円にも5000万円にもなる可能性があるのです。



しかし、住宅屋はそんなことはおくびにも言いません。



アパート代で家が建つなどと客をバカにしたような営業トークで、

住宅を売るような業者は売ってしまえばオシマイなのです。



口車に乗せられて建てたからといって泣き言を言っても始まりません。

あくまでも自己責任の世の中なのです。



35年間もの気が遠くなるような長い間に、

今のようにデフレになる時代がぜんぜん来ないなどと考えるほうがどうかしています。



家を建てるのは皆さん家族の幸せのためです。

でも家を建てて不幸になっている家庭も沢山あるのです。

じゃあ売れば良いのではと考える人もいますが、

家は建てて引っ越した瞬間に半額ぐらいにしか売れません。

現実はそうです。




「家はまだ建てるな」と今日のテーマに書きましたが、

家がなくても幸せな家庭はたくさんあります。


しかし、無理に家を建てたために年中、金・金・カネと、

生きていかなければならない生活が35年間も始まるとしたら、

ほんとに家を建てて家族が幸せに暮らせるでしょうか。



どうか早まらないでください。

よ〜く考えて家は建てましょう。



本当に35年間払い続けられますか。



正月ですから、家を建てると熱くなっている人、

住宅会社の営業マンに乗せられそうになっている人、

よ〜〜〜〜く、考えて見ましょう(^^)/~~~
2010.01.04:mukai:count(1,998):[メモ/□コンテンツ]
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