向井の”つれづれなるままに”

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やはりそうだろうな。

と思うような記事が今日の山形新聞の朝刊一面に載ってました。

「地域経済に資金活用」という見出しでしたが、
今回の日本郵政の新社長に就任した元大蔵官僚のトップだった斉藤元次官が、
郵政見直しの基本方針として郵政の資金を、
「地域経済に資金活用」という方針を表明したという記事です。

これだけを見るとけっこうな話のように見えますが、
ほんとうは時計の針を逆戻ししようとしてるだけだと思うのですがねぇ。

なぜ郵政民営化ということを小泉元首相が言い始めたのかというと、
郵政の効率化というよりも、郵政で集めた数百兆円という金を官僚や小沢一郎などをはじめとする田中派の郵政族議員たちが好き勝手に使って彼らが自分達の権力維持のために利用しているのを絶とうとしたのが「郵政民営化」の本筋なのです。

それが今回、小沢一郎の息のかかった元大蔵官僚がトップにたち「地域経済に資金活用」するというのはかつて田中角栄一派が郵政の族議員として財政投融資という名前の下にチェックのかからない資金源だった金を好き勝手に使うという仕組みにもう一度戻そうということでしかないと思われるのです。

副社長にも官僚OBが二人就任だそうですが、
がちがちに周囲を固めて時計の針を逆回ししようとしてるしか思えませんね。

民主党はいったい何がしたかったのでしょうか。
何を目指しているのでしょうか。
まったく理解できませんね。

もっとも鳩山首相も小沢一郎も田中派だったわけで、
過去の権力の資金源を確保しようとしただけのことだとすれば、
なんと志しの低い政治家なのかとがっかりですね。
2009.10.29:mukai:count(1,771):[メモ/□コンテンツ]
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