向井の”つれづれなるままに”

向井の”つれづれなるままに”
ログイン

建築基準法の規定では、

新築の木造住宅を建てる場合、

2階建て以下で、延べ面積が500平方メートル以下であれば、

構造計算は必要ないとなっています。



それが、増築の場合は、たとえ増築部分がわずかでも、

既存部分を含めた建物全体の構造計算が必要でした。



そして木造住宅の構造計算を扱う設計事務所が少ないという事情もあり、

構造計算には時間もかかる上に多額のお金も必要だったのです。



なぜ新築で不要で、

たとえわずかでも増築では必要なのかと誰もがおかしいと思っていても、

法律にそうなっているのでと言われてしまうとなんともしょうがなかったのです。



どう考えてもおかしいのに、

それを直そうとしない役所。




それが今年の9月からようやく是正されるようです。




1981年以降の建物であれば不要になり、

それ以前の建物でも壁や柱で補強して現在の耐震レベルまで引き上げれば構造計算が不要になるそうです。


誰が考えても、おかしいと思っていてもいったん出来上がればそのまま通す役所。

こんな事例はほんと多いですね。



官僚内閣制と言われるように、

役人が現場のことを無視して自分の都合で法律を作る。

だからこんなどう考えてもおかしなことがまかり通る。



長年の自民党政権でどっぷりと官僚に依存していた国ですから、

官僚のなすがままという部分が多かったように思います。



それが今回の選挙で、一気にひっくりかえるという期待もあります。



が、

不安もあるという方も多いのではないでしょうかねぇ・・・

でも、まあそうなったらそうできっちりやってもらいたいですね。
2009.08.21:mukai:count(1,921):[メモ/□コンテンツ]
copyright mukai
powered by samidare
▼コメントはこちら

名前

件名

本文

URL

画像

編集/削除用パスワード
※半角英数字4文字で自由に入力下さい。


手動入力確認イメージ
※イメージ内の文字を小文字の半角英字で入力して下さい。



 ※ 管理者の承認後、反映されます。
powered by samidare