向井の”つれづれなるままに”
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6月21日(日) 赤湯温泉
今日の日経新聞の日曜版に赤湯温泉の紹介記事が載っていた。
いろんな紹介があったが面白いなと思ったものに、
「赤湯温泉 そとでごはんの宿」という、宿泊と食事を分けた泊食分離型宿泊システムがスタートしているそうです。
「滝波」では一泊二食で13800円が一泊朝食で8550円だそうです。
これくらいで温泉旅館に宿泊できるのだったら、
もっとお客さんが増えるのではないでしょうかね。
赤湯温泉には250軒近くの飲食店があるが、宿泊客は外に出ることはあまりない。
一方で、若い人を中心に、素泊まり、朝食のみを求める傾向が高まりつつあったということに対応して去年の11月から始めたそうです。
ただ、全部の旅館が対応してるのではなく、
15軒中6軒だけだそうですが、アンケート調査ではこのシステムを選んだお客さんは全員満足と答えているそうです。
これなかなか良いですね。
地域住民と旅館業者のフラットな関係をつくろうという意向のようです。
私の住んでいる上山温泉でも、この件はずっと言われてました。
以前と違って観光客がいったん旅館に入ったら、
旅館内に飲食する場所から、飲み屋、お土産コーナーまであるので、
旅館から一歩も出ないで帰ってしまうという苦情が温泉街で言われていました。
旅館は経費をかけて宿泊客を集めたのだから、
一円でも多くお金を館内で使ってもらいたいという気持ちも分からなくはないですが、
そう言ってしまうと旅館街が衰退して結果的に魅力の無い温泉街になり、
観光客が旅館から出て旅館街を散歩してもつまらない街になってしまっているのです。
たぶん、これは全国の温泉地に共通の悩みでもあるのだと思います。
かみのやま温泉のメインストリートはそうやってみやげ物の店や、
飲食店がどんどん減ってしまい、夜お客さんが出てあるいても行くところもなく、
真っ暗な温泉街になっていました。
最近、だからかして街角に10メートルおきに照明を設置して明るくしています。
苦肉の策でしょう。
しかし、そうやっても店そのものが無くなってしまってるので浴衣で旅館を出ても、
お客さんは行くところがなくぷらっと歩いてすぐ帰るしかないのです。
そういう意味で、この赤湯温泉の「そとごはんの宿」というのは旅館をはじめ旅館街に対して一つの提案ですね。
これが全国に広まるともっと全国の旅館や旅館街が活性化するような気がします。
赤湯温泉のこの試みが成功すると良いですね(^^)v
2009.06.21:
mukai
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