向井の”つれづれなるままに”

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今朝の山形新聞に新過疎法の制定を目指して県総決起大会を開催したという記事が載っていました。



知事は「県の均衡ある発展のために必要」と挨拶で述べたそうです。



県内で過疎地域に指定されている市町村の面積は全体の64.3%、

居住人口は27.8%だそうです。



山形県はどんどん過疎化が進むのでしょうかね。



自分が山形県に住んでいるということを考えなければ、

基本的に「県の均衡ある発展」というのはムリなような気がします。



最初の過疎法が出来てからどれくらいの事業費を投入したかというと、

実に62兆円だそうです。




その金を使って過疎地域に公共施設などをどんどん作ってきたのです。

よく言われるのが山形県はすべての自治体に温泉があると自慢されますが、

それは地域振興という名目で過疎債や補助金でまかなわれて、

その建設資金は持ち出ししなくても良かったので各自治体が競って建設に踏み切ったからなのです。



ところがほとんどの施設は赤字で自治体の財政の圧迫につながっているそうです。



けれども同じような施設が全国の過疎地にどんどん作られていったのです。

結果、使った金が62兆円になってしまった。



しかも過疎がどんどん進んでしまっているから、

造った施設の自治体の負担が増え続けるということになってしまっています。



また新たに新過疎法を作って過疎地域にどんどんお金を注ぎ込むということが、

国全体からみた場合どうなんでしょうね。



なんらかの根本的な発想の転換をしなければならないような時期が来ているのではと、

自分も過疎地の山形県民ですが、一国民として疑問を感じた次第です。
2009.05.30:mukai:count(2,361):[メモ/□コンテンツ]
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