向井の”つれづれなるままに”

向井の”つれづれなるままに”
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書店にたくさん積み上げられていた本です。

しかし、タイトルが「奇跡のりんご」というタイトルなので、

何となく、有機農法などでりんごを栽培して成功させたような話かなと思ってましたのでチラッと立ち読みはしましたが、
それほどの本だとは思いませんでした。



しかし、幻冬舎はいつも良い本を出しますねぇ。



久しぶりの5ツ星です。


主人公の木村秋則氏が無農薬農法でりんごを作るという話で、
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介され大きな反響を呼び、
こうやって本まで出版されたということなのです。

青森の農家は自分家用に米をつくり、現金収入用にリンゴをつくるそうです。
農薬を何度も何度もかけてつくるそうです。
十数回も散布するので葉っぱが真っ白になるぐらいだそうです。

あの美味しいリンゴが農薬まみれだとは知りませんでした。

リンゴの木が品種改良の末に農薬を使わないと全滅するようなリンゴの木になってしまったということだそうです。




彼は奥さんが農薬に弱いためリンゴの木を無農薬で栽培し8年間も無収入という生活を送り、
あまりにも貧乏で自殺も考えるが、最後は無農薬農法でリンゴをつくるという話です。


こう書いてしまうと、ふ〜んそうなんだという話ですが、
この本を読むと彼の無農薬リンゴをつくるということを通しての彼の生き様に感動してしまうでしょう。

内容は詳しく書きません。
ぜひ読んでみてください。


自分に元気が無くなったときにこの本を読むときっと元気が出てくると思います。

ホント木村さんの作ったリンゴを一度食べてみたいと思いますね。

本の帯に、
「ニュートンよりも、ライト兄弟よりも、

 偉大な奇跡を成し遂げた男の物語」

とありますが、読んでみると納得がいきますね。


この本、映画化したらすごいだろうなと思いますが、
誰かやってくれませんかね(^^)v

2009.05.18:mukai:count(2,052):[メモ/□コンテンツ]
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