向井の”つれづれなるままに”

向井の”つれづれなるままに”
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今朝の日経新聞で”物価、17年ぶり低水準”という記事が載ってましたね。

17年前の水準に物価が下がったようですが、
賃金などは17年前の水準に下がっていないわけなので、
賃金は高いままで物価が17年前の水準では支出が減るということで、
これだけ見れば悪い話ではありませんがそうもいきません。

記事ではせっけんや歯ブラシもピーク時から1〜2割下がってとありますが、
イオンなどスーパーでは3個で90円ぐらいで売ってます。

もちろん輸入の製品です。


あまりにも安すぎて、
これじゃあ国産品の石鹸が売れるわけは無いですよね。


そうなると生産を制限しなければならなくなりますが、
この供給過剰な状況を解消するにはリストラなどをして減産するしかないのですが、
日本の国では雇用を調整するということはなかなか出来ないようになっています。
 

だからといって、減った利益などから産み出される賃金を雇用を守るために、
皆でわけあって減らすかというと法律で簡単にいかないようになっています。



そうなると力のある企業は日本の法律に縛られない海外への移転をしてしまえ、
とこうなるわけです。



取り残された中小、零細企業はハードルの高い日本の雇用環境のなかでやっていかなければならないので、
ますます苦しくなるのです。



この記事の中ではこれから3年程度は物価下落が続くと予測してますが、
そうなるとおかしなもので、

住宅ローンの金利などもそうですが、
金利が下がると下がったからこのチャンスに家を建てようと考えないのです。



逆にまだまだ下がるかもしれないと一般消費者は思うのです。



ですからこの供給過剰の競争の激しい時代がこれから3年も続くとなると、
なんらかの手を打たなくてはなりませんが、



”大企業が内部にかかえている金に課税する”とか、

”所得税の最高税率をあげる”金持ちからもっと税金を取れとか、

”証券税制の引き上げ”をして株で儲けた人間からもっと税金を取れとか、

という共産党の書記長との対談で反対しなかった。
 

どうも鳩山首相は、
企業は何をしないでも自然に富を産むと思っているらしい。



卵を産むにわとりを食べてしまっては、
もう卵は期待できないのです。

17年ぶりの低水準の物価、
もう賃金に手をつけなければならないような危機的な状況なのに、
民主党は国として子供手当てなど金をばらまくような政策しかやろうとしていません。



政権交代はけっこうなことでしたが、
それだけで経済が発展するほどあまくない。

早く、有効な手を打たないと、
日本は大変なことになってしまうように思われますが、
民主党の奮闘を期待します。

・・・けど、無理かなぁ〜(^_^;)


日教組の北海道教職員組合が民主党の小林千代美議員へ違法献金をしたというのが表ざたになりました。

原資は支給される主任手当てなどを監理するために利用されるからと、
組合員から集めたお金を違法献金したようです。

主任手当てがどうして教職員の監理につながるのかよく分かりませんが、
だからといって本人がもらえるものを日教組が没収するというのもわけの分からん論理です。

自民党の議員が現地調査をして、
”重大な子供達への背信行為、組合活動を具現化するために議席を買っている”

”学習指導要領には従わない。道徳教育はしない。竹島は韓国の領土。
といった偏向教育を断行していくのが目的だ”と批判したそうです。

北海道、広島、大分など地域によっては日教組がかなり力を持ち、
偏向した教育の旗振りをしてると聞きますが、
違法献金を教師という立場で行なうというは、
どれだけ彼らがずれているかを証明するようなものです。

資源の無い日本には教育しかありません。

教育はしかも時間がかかります。
今日教えて明日成長してくれるというようなことは無いのです。

熱心に教えてくれている先生もいると思われますが、
その人たちがきちんと評価されるように民主党の輿石議員よろしくお願いします(^_^;)


製造業への派遣労働を原則禁止する法案が3月に成立するそうです。

リーマンショックからの世界同時不況で”派遣切り”なる言葉が生まれましたが、
派遣労働を悪とみなして禁止するということらしい。

ようは正社員として採用して、
簡単には首切りをしてはだめだよということのようだ。

確かに労働者にとっては不安定な雇用関係よりは安定すると思われるようですが、
会社そのものが不安定な存在なのですから、
いくら正社員になったからといったって未来永劫に安定してるわけではありません。

なんか勘違いをしてるようです。

むしろ、企業という立場からすると正社員という立場が法律的にあまりにも保護され、
なおかつ年金などをはじめ企業の負担は年々増大し、
正社員として雇用したくても法律などで簡単に雇用の調整が出来ないようにしていってるわけですから、
一時的に仕事が増えたとしても簡単には正社員として採用しないというふうになってくるわけです。

皮肉なことに労働者の権利を拡大するほど、
正社員として企業は雇用を控えるという流れになっています。

それでもまだ大企業の場合は、あえて雇用の確保のために日本に留まるより、
規制や賃金の低廉な海外へと移転できるから、
日本の規制がどんどんきつくなるのなら海外へという流れがますます拍車をかけることでしょう。

民主党が言うように、派遣を禁止すれば正社員としての雇用が増えるなどというような単純な論理で経済は動いてはいません。

ましてや、このグローバルな時代に大企業は国境がない競争をしているわけで、
日本国内だけの事情で企業の運営を考えていれば、
国際競争からあっという間に脱落してしまいます。

中小企業も勿論、雇用の負担が増えていく規制に対応できるほど体力はありません。

リクルートのシンクタンクは派遣労働と登録型の派遣が原則禁止になった場合、
約18万人が失職する恐れがあると試算してるようです。

”派遣切り”などとセンセーショナルに煽って自民党を政権の座からおろして民主党は政権の座についたわけですが、
現実をみすえて冷静に対応したほうが良いのではないでしょうか。

どうもこの法案は拙速すぎるように思います。
もっと現実は違うと思うのですが・・・


「確定申告の時期です。国民の暮らしを守る政治を作り上げるため、適正な納税を心からお願いしたい」

鳩山首相の衆議院本会議での発言だそうです。



これくらいの神経が無いと政治家は務まらないという悲しい現実ですね。



それからすると加藤条冶のがんばりは文句無く素晴らしい。

よくやった条冶(^^)v


いよいよバンクーバーオリンピックが始まりました。

昨晩は開会式の模様をテレビでやってましたが、
いよいよ今日からですね。

そのいよいよ開幕という時期にスノーボードの国母選手の服装が問題になり、
橋本聖子団長が開会式を欠席させるというペナルティで一件落着したようです。


私も国母選手の服装を見ましたが、
とても日本を代表してオリンピックに出場するような服装ではないですね。
そこらへんの”あんちゃん”が間違えて出てしまったというイメージですねぇ。


出来損ないの高校生がぷらぷらと学校に遅れながら登校するようなファッションでしたね。

どうして周囲の人間が注意出来なかったのか、
それが不思議でなりません。

あの相撲の横綱のように勝ちさえすればなんでも通ると勘違いしてるのでしょうか、
それとも周囲が勘違いさせてしまったのでしょうか。

彼の問題は彼自身の問題も勿論ありますが、
教育の現場で教師がきちんと指導できないという側面が根本にあるのではないでしょうか。

相撲でも勝ったときには負けた相手の立場も考えてあげてはしゃいだりしない、
というような精神的な成熟をも期待されるレベルの高いスポーツマンシップ、
それが日本人には理解できるわけで、
そんな意味からも”勝ちさえすれば何でもオッケー”というような試合とはオリンピックは特に違うときちんと教えなければならないような選手のレベルになってしまっているという現状が今回の問題だったのでしょうかね。

国母選手は今後の試合で、
このことを成長の糧として、
さすがと言われるようにしてほしいものです。

しかし、根本的に日本の教育はどうかしてるよ。
”朝飯を食べさせるのは、その家庭の自由だ”などというような日教組が、
民主党政権でますますのさばるようなことになれば、
まだまだこのようなケースが増えるような気がしてならないのですが、
私の杞憂でしょうかねぇ(^_^;)


かみのやま温泉に古くから伝わる”かせ鳥”なる行事が今日市内で行なわれています。

火事の無いようにということで蓑をかぶった”かせ鳥”に水をかけて、
火の用心ということだそうです。










足は一応裸足ではありません。
といっても寒いですが(^_^;)


この人たちは水をかける役回りの方たちです。




けっこうカメラを構えた観光客や、なぜか台湾あたりの観光客も来ていました。
たまたまでしょうけどね。
まさかこれを見るために台湾から来たということはないでしょうから・・・


ということでずっと昔から続いている奇習”かせ鳥”でした。

なお、かせ鳥役の人は以前はボランティアでしたが、
確か最近はアルバイトだそうです。
この真冬に裸同然で水をかけられるわけですからねぇ(^_^;)


今月の節分から今年は”さんりんぼう”の年です。

三燐亡と書くらしいが住宅をこの年に建てると、
自分の家は栄えるのですが、
向こう三軒両隣は亡びることになるという年だと山形県の北部では言われていて、
それを地元の山形新聞が書いたものだから、
逆にそれを知らないエリアでも逆に気にするようになってしまった。

だから住宅業界にとって今年は”さんりんぼう”の一年ということになり、
大変迷惑な年になるのです。

スタートは節分から来年の節分までの続くわけです。

なかには節分の前に柱を一本だけ立てておいて、
昨年建てはじめたから関係ないなどと、こざかしい言い訳を教える住宅会社もありますが、
隣近所の人がそれを認めるかどうかは定かでないのですが・・・・

とにかく何を根拠に”さんりんぼう”なることを言うのかしらないが、
隣近所との人間関係を壊してまでどうしても今年建てなければというほどのこともないという人が多いのがこの山形県の現状です。

しかし、建設業界の人は大変困りますね。


これがもし中国だったらどうでしょう。

数年前に中国に行った時に田舎の方では未完成の3階建て、4階建ての住宅が沢山あったので不思議に思いガイドさんに聞いてみたことがあります。

いわく、中国人は隣よりいくらでも高さの高い住宅のほうが縁起が良いという言い伝えがあり、
未完成だろうがとにかく高く建てたがるそうなのです。

ふ〜んと思いましたが、
中国人にこの”さんりんぼう”の風習があったらどうでしょう。

たぶん率先して自分だけはこの”さんりんぼう”の年に家を建てるのではないでしょうか。
日本人は自分だけ突出するということを嫌いますが、
中国人はまず自分です。

だから”さんりんぼう”の年だなどとなると自分が繁栄するのに何が文句あるかと、
逆に建築ブームになるかもしれませんね(^_^;)

それにしても建築業界の人にとっては、
今年の一年は”さんりんぼう”の一年ですから、
ほんと大変ですね。

そんなことはないと否定する報道などすると、
逆に知らない人まで気にするようになるし、
何よりも隣の人が何か言ってくるかもしれません。

山形って良いところですが、
こればっかりはどうかなぁと思いますね。



今日は最高で−3℃だそうで、
さすがに二月ですね。

この寒い中、カラスは集団で元気に飛び回っています。
餌はあるのでしょうか。

野生の生命力にはほとほと感心しますね。

オリックスの有望な若手選手がキャンプで自殺したというニュースが流れてますが、
もう少し、この冬空のカラスのような生命力があればと思います。



せっかくプロ野球選手になれるほどの才能を持って生まれたのに、
残念ですね。

ご冥福をお祈りします。


しかし、毎年3万人以上の方が自殺をするそうですが、
そのうち2万人以上が男性だそうですね・・・・

昨日が節分だったようです。

節分というと”豆まき”ぐらいしかほとんどの人は意識はしないと思いますが、
四柱推命などの占いでは節分から新しい年ということになっています。

ですから、節分までとその後では占い上は運の流れが変わるということになります。

私の場合は昨年と一昨年が”空亡”という年回りでした。
十二支、十干の組み合わせで12年間のうち2年間は空亡という年があるのですが、
私の場合、今年の節分までが2年間の空亡でした。

一般的に言われるのは十二支に対して十干ですから二年間だけは、
土地が無いところに家を建てるようなものだという年回りなのです。

十年間がんばってきたのだから二年間ぐらいはゆっくり休養し、
新しい構想をねってあせって行動するなという年だそうです。

この空亡のことを”天中殺”と呼ぶ人もいますし、
最近テレビに出てこない占いのおばさんが言ってる”大サッカイ”なるものもこの意味なのです。

ということで昨日その”大サッカイ”なる空亡が終わったという日でした。

新たな気持ちで2月4日からまた頑張りたいと思います。

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