アイラ島の歴史

アイラ島、ヘブリディーズ諸島、スコットランドについて多少ですが概略を書きます。

スコットランドはグレートブリテン島の北約三分の一と、ベブリディーズ諸島、オークニー諸島、シェットランド諸島などの島々で構成さてております。緯度は本島で北緯54度から北緯58度で北海道、稚内(北緯45度)ですので余市よりはるか北に属します。
アイラ島はヘブリディーズ諸島(2つの諸島)に属しアウター ヘブリディーズ諸島の最南端でアイルランドに近い場所に存在します。アイラ島はジュラ島の南側に位置し「ヘブリディーズ諸島の王女」として知られております。

アイラ島は始生代形成された岩で、非常に古い岩石から形成されており、25億年前以上の変成岩、水平の褶曲が地表にはっきりとあります。人が住み始めたのは紀元前8000年の中石器時代に始まり、約1万年絶えず人が暮らしておりました。
1830年代がピークで15000人でその後、アメリカに移民、産業革命での本土への移住で現在は3500人ほどになりました。

私がアイラ島に行って驚いたのですが、今まで人生で目にしたことのない風景が町外れにあり、町を離れると砂利道で、山などなく丘のみで、岩の塊が平地に隆々として存在しており、その岩には雪の様に見える白い苔の様な物が付いており、又道路脇には古代のままからありそうな今まで目にしたことの無い花や低い潅木があり、牧草と思える場所には羊、ツノが水平に付いている牛おり、道路を歩いていたら、鹿が横切り驚くと言うより、古代にタイムスリップしたようで、微笑みがでました。

北緯55度に位置するアイラ島ですが、メキシコ湾暖流の影響を受け、雪の降ることはほとんど無く、極めて穏やかですが、不安定な気候は短時間で現れフェリー、飛行場は有るのですが滑走路が短く、プロペラ機のみで、アイラ島とスコットランドを結ぶ大事な交通機関が不通になることが時々起こりますのでの旅行ツアーが組みにくい場所なのでしょう。ヒースロー空港からWi-Fiを購入してリアルに写真などを送りたかったのですが、殆ど繋がりませんでした。でも、今では其れも又アイラ島の特徴なのだと思えます。

私に見れたあの自然さは、私の心に大事に残しておりますが、これからもそのままでいて欲しいと願うばかりです。
2015.08.23:misty:[記事]

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。
Today 1pv
Yesterday 15pv
Total 70,454pv