Bruicbladdich(ゲール語で、海辺の丘の斜面)を訪れましてまして、感動しましたのは蒸留所の壁の文字の色が鮮やかなターコイズブルーでした。
創業は1881年ですが1994年閉鎖に追い込まれ蒸留所の危機を救ったのが、元ボーモア蒸留所のジェームズ.マックキューワンで彼を中心に閉鎖の危機を救いました。蒸留所はボーモアからインダール湖(湖と言っても内海ですが)対岸にありなかなか綺麗な風景の道路を走ると私が訪問したのは7月末の一番穏やかな時期でしたので、少人数のテントが海岸にあり、ハイランドカウも放牧されており、自然の美しさに魅了されました。
Bruicbladdichの販売所訪れましたら、テーステングをしている若い方たちが飲んでおられましたが品揃えにかなりの特徴を持っております。BRUICHLADDIICHのターコイズブルーのTHE CLASSIC LADDIE(古くて若い)は復古版なのですが店に置いてありますが、店の未開封を一昨日封切りをしまして、最初に感じられたのは、アイラ独特のフェノールが感じられなく、ピート燻製をしていないのではと感じられました。私はまさかと思い調べまらその結果で納得できました。なんとボトルによっては、フェノール値にかなりの違いがあります。ライトピート(フェノール値3~5PPM)はブルフィックラデイ、封切りのボトルがその値なのでした。他のボトルは名前を変えております。ヘビリーピーは(30~40)のポートシャロット、ウルトラヘビーは(80~160)のオクトモアの3種類があります。飲んでいただいたのはフェノール値が低いのでピート感を感じなかったのではないでしょうか。ラフロイグは皆さん知っておられるので分かると思いますが、ラフロイグは40前後ですから、ブルファイックラディは私には驚の数値です。4年ほど前にオクトモアを友人に頂き飲みましたが、今の所意見を控えまして、何時しかブルフィック蒸溜所より輸入して皆様にお出ししたいと思っております。オクトモアはWhiskyの中でフェノール値は最高値ですので。若い頃Whiskyで肝臓を痛めましてもちろんティーステングはしておりましたが、また少し飲み始めたいと思っております。
では今回の締めに、所長のマッキャワンはブルフィックラディーに何か特徴をと思った時目の前にある海岸に出た時、海の色がターコイズブルーでしたので、それを社色にしたそうです。
写真はその海岸のカモメです。 又対岸のボーモア写真です。
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