みそプロジェクト

メモ
山形市の土屋重與様のみそひともじです。


  甘い水求め蛍の乱舞する今宵は小野川濡れる宿かも


  幽玄の蛍の灯り小野川にふたりの夜は熱き湯となり


米沢市の鈴木栄一様のみそひともじです。

  小野川にミスも居るけどみそもある 味噌汁の味 小野川の味


酒田市の伊藤栄一様のみそひともじです。


 人知れずロマン漂う小野川は夢が花咲く温もりの宿


 パチパチと雑木が燃える囲炉裏 うまい味噌汁お袋の味

山形市の柏屋敏秋様のみそひともじです。


 山の幸 豊かに並ぶ小野川のわらび汁には愛が大盛り


 雪の舞う冬の小野川訪ねればお国訛りはほのぼの温(ぬく)い


 満点の星座のように蛍舞う 千万ドルの小野川夜景


 職退いて妻と二人で旅すれば出湯嬉しい小野川の里


 小野川の露天風呂から月眺め菩薩となりて湯船に沈む


米沢市の赤間マサ様のみそひともじです。


  やわ肌の若き女(おみな)らころころとCAMEO(カメオ)の如く湯けむりに立つ


  淡雪のはらはらと降る湯の町を手押し車でほっこかぶりて


  浴衣ぬぎ若き娘は湯けむりにポーッと立てり初花の如

初花・・・17、8の少女


米沢市の鈴木道子様のみそひともじです。


 米沢の奥座敷なる小野川の冬はスキー夏は蛍と思ひ出つきず


 小野川の地熱に育つ浅葱は酢味噌が良かれと妣(はは)の口ぐせ