みそプロジェクト

メモ
会津若松市の米山高仁様のみそひともじです。


 幼き日 母の作りし味噌汁と同じき味の味噌汁ぞなし



鶴岡市の林優子様のみそひともじです。


  白和えの衣に味噌をもう少し足して厨に独りうなずく

鶴岡市の菅原角一様のみそひともじです。


 みその香と母の鼻唄 朝餉(あさげ)どき故郷ありやわが物語り


 大きめのみそ付け飯のしてやったり そこの里山 散策軽し


 ミソ付けた話もときに味のあり 死語とはさせじミソはつけまじ



米沢市の西山信雄様のみそひともじです。


 火の国の湯浴みの里は平安の名も知られたる小野小町よ


 わるさせづ静かにつかる名湯のけものの冬を我は願うが


 小寒も大寒もあり この大地湯はたゆまなく熱き恵みよ


 山猿のそっと癒やせる湯はなきか 灯りの宿の冬は暖か

米沢市の高橋まき子様のみそひともじです。


 みちのくの君をたずねし小野川の出湯のほとり ほたる飛び交う


米沢市の上村信義様のみそひともじです。


 ゆの里のおかみつどいてみそ熟成(ね)かせ ほたるとみそでもてなす心