昨日は、次女が所属する吹奏楽部の山形県大会のコンクールでした。
地区大会を勝ち抜いた8校の中から3校が東北大会に出場できるのです。
しかし、娘の小学校は銀賞。
東北大会を目指して毎日一生懸命練習してきた子どもたちにとっては残念な結果になりました。
娘も毎日遅くまでがんばってた。
帰ってきて、くたびれて宿題をやっている途中で寝てしまうこともたびたび。
そんな娘は結果発表を聞いて、悔しくて悔しくて泣いていました。
わたしも つい もらい泣き。
長女が学校にさえ行っていなかったので、私は次女が毎日学校に行ってるだけですごいなぁと思っていました。
なので、このような晴れ姿を見ることが出来るなんて なんとなんと素晴らしいプレゼントだと感じていました。
賞なんてどうでもいいじゃん!と思っていたけど、やはり娘のがんばる姿を見ていると、なんとか東北大会に行かせてやりたいという気持ちが出てくるものですね。
帰りの車の中で、次女は本当に悔しそうにずっとずっと泣いていました。
くやしかったね・・・
残念だったね・・・
いままですごく頑張ってきたのにね・・・
ポツリポツリと声をかけるのが私も精一杯。
でも、車から降りた娘はとってもスッキリした顔になり、いつもの笑顔に戻っていました。
それで思ったのは、
やっぱり人は泣きたいときに泣いたほうがいい。
悔しいときは くやしいよーって。
悲しいときは かなしいよーって。
苦しいときは 苦しいよーって。
うれしくて涙が出た時だって うれしいよーって。
泣くのをガマンなんてしなくていいんだ。
いくら泣いたって何も現状は変わらないから泣いても仕方ない?
私はそんなことはないと思います。
気の済むまで 感情を味わって、吐き出して涙と一緒に流してしまうことで、変わらないその現状を受け入れることが出来て、前に進む気持ちがちょっぴりは出てくるんじゃないかって。
子どものときから思いっきり泣けなかった人もいるかもしれない。
大人になるにつれて泣くことを忘れてしまった人も多いことだろう。
でも
泣きたいときには泣こう、それがいいと思った。
娘の涙から、自分の感情をそのままに受け止めてみることの大切さを娘から教わりました。
あ、それと最初っからスムーズにいってたら おもしろくない(笑)
こんなん ちょろいぜって思ったかもしれない。
ここで、悔しい思いをしたことで
次は絶対に東北大会に行ってやる!っていう思いも強くなっただろうし
その為には どういう練習をしていったらいいのかなんてことも考え始めるだろう。
そして夢がかなったときの喜びは、何の挫折もなくいったときの何倍もうれしいことだろう
仲間との絆がより深まることだろう。
だから、銀賞でよかった と 母は思うのでありました。
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