新しい時代への災害ボランティア論
【市民の力で東北復興】~ボランティア山形東日本大震災支援活動の記録
著者
綾部 誠さん(山形大学工学部准教授)
新関 寧さん(ボランティア山形 事務局長)
井上 肇さん(生活クラブやまがた前理事長)
丸山 弘志さん(株式会社日本復興支援機構)
東日本大震災のその日から活動を始めた生活クラブとボランティア山形。
どのように行政と市民とが協力してやったのか、
そしてボランティアの本質、組織運営などについての対談集となっています。
今回の震災でもボランティアをしているうちにさまざまな壁にぶち当たって、苦しくなってしまった方もおられると思います。
そんな方にぜひ読んでいただきたいです。
ボランティアって何?
こうすればスムーズに支援できるんだ、こういう気持ちで活動すればいいんだと
とても勉強になった一冊です。
今後、いつ大災害が起こるとも知れません。
自分が支援する側になるのか、支援される側になるのか。
この本で少しでも『ボランティア』を知ることが、これから役に立つのではないかと感じました。
あとがきに ボランティア山形代表理事の井上肇さんが以下のように書かれています。
『戦後の高度経済成長の終焉がこの東日本大震災なら、新しい日本の目指す夜明けはボランティア先進国であり、競争よりも共生、つまり心豊かな助け合いの国、日本を創り、助け合いの心を世界に広げていくことだろうと思うのです。』
オススメの一冊
本質を知っていただき感謝
「市民のちからで…」を購入していただきありがとうございました。いつも勇気と励ましをいただき感謝しています。また、この対談で伝えたかったことも、樋口さんの言葉を通すととてもわかりやすく「本質」がわかっていただけるかと思います。
もっともっとこの本を読んでいただけるようにお友だちにも購入を勧めてくださいね。
もっともっとこの本を読んでいただけるようにお友だちにも購入を勧めてくださいね。
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