手づくりするということ

引き続き 菓樹ではスタッフ募集中です!

土・日・祝日 働くことが出来る方
洋菓子製造の経験があればうれしいですが、
なくても大丈夫です(^^)
明るくて、元気で、素直な方 お待ちしてます(^_^)/


というわけで、夫と二人で毎日大忙しです。

私 菓樹ママも今までは販売と事務の仕事を担当しておりましたが、
この状況ですので、パティシエ修行を頑張ってます。

洋菓子作りは 意外と力がいるんです。
腕、肩、背中、腰・・・あちこちがイタタ(>_<)

もちろん力のいる作業だけではありません。
時には繊細な作業もあり、慣れない私にとって
接客をしながらのこの作業は頭と身体がいっぱいいっぱい。
疲労困憊ってこんな状態かしら。

それでも みなさまのおいしい笑顔を思い浮かべて
アラフォーの菓樹ママではありますが、パティシエ修行に励んでおります(^^)

今日は ラ・フランスのタルトに使うためのラ・フランスの皮むきをしました。


業務用の缶詰を使えば楽なのですが...

その缶詰に使われているラ・フランスは誰が作ったのか?農薬の散布状況は?
また缶詰の内側には環境ホルモンの心配がある合成樹脂がコーティングされています。

やっぱり、生産者が明らかで、どういう風に栽培されたかがわかって
添加物を使わずに自分でコンポートするということを選びます。

食べごろのやわらかくてジューシーなラ・フランスの芯を取り除き、皮を丁寧にむく。
それを1時間かけてコンポートする。

缶詰を使って、業務用のタルト台に敷き詰めれば、ものの数十分で出来ることでしょう。

そこをあえて時間をかけて手作りでやっていくって
儲からないし、バカみたいだと思うケーキ屋さんもいるかもしれません。

でも私は、
手づくりには数字で測ることのできないおいしさがあると思います。


機械に任せるべきところは任せることも必要。

しかしながら、譲れない手づくりの部分を大切にする。
それが菓樹のシェフなんだなぁと今日あらためて思いました。


このごろ口コミで 菓樹に初めていらっしゃるお客さまが増えてきています。
ありがたいことです。
それにともなって
「これしかないんですか?」
「たくさんの種類の中から選びたいのに」といわれることも多くなりました。

ここは 華やかで色鮮やかなケーキが並ぶ普通の店ではありませんよー、
ちょっと変わったケーキ屋なんです(笑)なんて言ってみたいと思いつつ、
結局すみませんと謝ってしまう・・・
悪いことしてるわけじゃないのに謝る自分に疑問を感じながら。

つくり置きをしたり、
焼き菓子を仕入れたり、
業務用の半製品を使えば品揃えが良くなることでしょう。

ていねいに手づくりすれば量産できないし、
そんなに多くの種類は作れないのではないでしょうか?

私たちはこれからも考えを変えることはないと思います。

これまで、私たちのミッションをわかってくださって
お店を支えてきてくださったお客様に感謝の気持ちでいっぱいですm(__)m


※ケーキによっては、いたしかたなく缶詰を使用する場合もあります。
 安心と価格とおいしさのバランスを日々模索しております。



 
2011.11.05:菓樹mama:[◎つぶやき日記]

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