「抹茶ロールってどうしてこんな色してるんですか?」と
昨日の夕方に ご来店のお客様からご質問がありました。
着色料を使わずに本物の抹茶を使用していること。
ゆえに少々くすんだ感じの色になること。
時間の経過とともに色が飛んでくること。
着色料を使えば鮮やかな緑色になって、夕方になっても色が飛ばないこと。
小麦粉のおいしさを最大限に引き出すため、しっかり焼き上げるので少々茶色っぽくなること。
などなど説明させていただきましたが納得していただけず・・・
これって、ただの自己満足なのだろうか?
以前、イチゴプリン(蒸し焼き)を作ったときがあります。
着色料を使用しないイチゴプリンはおいしそうなピンク色にはなりません。
やはりくすんだ色になります。
「色が悪いわね」とのお言葉もありました。
菓樹にはお菓子作りのミッションがあります。
色々考えてみても
やはり見た目を重視するより、安心して食べられるものを作っていきたいです。
素材のもつ自然な優しい味を大切にしたいです。
世の中には色鮮やかなマカロンやイラストケーキなどのお菓子がたくさんあります。
それが売れているということは求めている方が多いということなんでしょうね。
しかし、菓樹が8年もお店を続けてこられたのは
この菓樹のミッションを支持してくださったお客様が大勢いらっしゃったからです!
本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
そのお客様を裏切ることなく
創業当初の気持ちをずっと持ち続けて
これからも お客様に選んでいただける菓樹でありたいと思います。
お客様との会話から考える
色と形
農産物と同じですな。
まっすぐなきゅうり、真ん丸ミカン、
お米だってブドウだって・・・・。
購買の都合でつくらされている、不自然さが否めません。
本物を知らない人が多い世の中。
それでも本物が必要で、そしてそれが最後まで愛される。
頑張ってくださいね。
まっすぐなきゅうり、真ん丸ミカン、
お米だってブドウだって・・・・。
購買の都合でつくらされている、不自然さが否めません。
本物を知らない人が多い世の中。
それでも本物が必要で、そしてそれが最後まで愛される。
頑張ってくださいね。
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