理解するとは相手の下に立つこと――――
ニューモラル NO.496(H22.12発行)より
相手の心に寄り添って、周囲の人との絆を強めていくためには、日頃から、「相手を理解しよう」という姿勢を心がけることが大切です。
「理解する」ということを、英語では「アンダースタンド(understand)」といいます。
国立教育研究所長などを務めた教育者・平塚益徳氏は「アンダースタンドという言葉の語源は『下に立つ』ということ。相手を尊敬し、相手から学び取ろうとする謙虚な精神があって、本当の理解ができる」と述べています。
一人ひとり違った「心」を持つ私たちにとって、本当の意味で相手を理解すると言うことは、とても難しいことです。
だからこそ、自分から相手に歩み寄り、相手の心に寄り添おうとする努力が必要になるのです。
それは親が子供に接するとき、上級生が下級生に接するとき、または親しい友人との間であっても、「上」や「横」に立つことではありません。
「相手よりも下に立つ」というほどの謙虚な心づかいで相手を思いやったとき、初めて相手の心の一端が見えてくるのかもしれません。かけがえのない人間関係は、そこから築かれていくのではないでしょうか。―――――
んー なるほどです。
ついつい子供に対しては上から目線になっちゃいます。反省。
現実は なかなか難しいですが・・・
心がけてみたいと思います。
目の前にいる人すべては かけがえのない存在。
必ず学ばせていただくことがあるはずだから。
「理解する」
2011.04.04:菓樹mama:[◎心にしみたコトバ・本]
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