医療的ケアを必要とする園児の受入れを考える際に「園内のどこで医療的ケアを?」といった相談も少なくありません。
専用スペースを確保できるケースばかりではないため、構造やケアの内容、ご本人・ご家族の気持ちや考え、周りの園児と様々な条件を考慮して場所を検討していきます。
置賜地域で医療的ケア児が通う一般の園では、保育室内に「医ケアスペース」を設けています。
仕切りは木目調で温かみを感じることのできる材質です。ケア中でも保育室内の雰囲気が伝わり、おともだちの声も聞こえます。
園長先生より「他園のご参考になれば」と保育室内の医ケアスペース・仕切りをご紹介いただきました。設備に限らず、園長先生をはじめ複数の先生が「喀痰吸引研修」を受講して備えたとのことで、リーダーシップのもと受入れを開始したことが伝わりました。
医ケアスペースの素敵な一例として画像をご参照ください。
【画像の1枚目】医ケアスペース(物品保管用棚ですっきり収納・グリーンでホッとする空間とプライバシーの確保)
【画像の2枚目】 保育室側から見る医ケアスペースの仕切り(掲示板としての活用、医ケアスペース内と同じ棚を設置して保育室の一体感)