湯の香 松の湯

湯の香 松の湯
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天童の観光広告を全面にラッピングした仙台市営バスが、いよいよ仙台市内を運行します。期間は来年3月まで。

昨日、天童市長はじめ観光関係者の代表が仙台市を訪れ、出発式を行いました。山本天童市長は「仙台市との交流をさらに盛んにしていきたい」と挨拶。

仙台市内から天童市までは、国道48号線を通って車で約1時間余り。毎日定期路線バス(48・チェリーライナー)も運行されているほかに、JR仙山線の仙台駅から山寺駅まで快速で約1時間。山寺駅から天童温泉まで車で15分足らずで移動できます。

仙台市営バスは、1日当たり約11万人が利用するといいます。来月の14日から、山形デスティネーションキャンペーンもスタート。初めての試みであるこのラッピングバスは、「湯のまち天童」をアピールできる絶好の機会であり、大勢のお客様においでいただきたいですね。

酒田の老舗菓子司・小松屋さんから、今年もお雛様の飾り菓子を取り寄せました。昔ながらの木型で作る片栗細工です。お膳に乗せてお雛様の前に飾ると、一段と華やいだ雰囲気になります。

酒田はもともと舟運で栄えたまち。西廻り航路、北前船で、上方や江戸、北海道を往復する中継地点の湊町で、特に京文化の影響を色濃く受けています。

小松屋さんは、天保3年創業の老舗のお菓子屋さんで、その菓子の木型は、京都の職人がお店に寝泊りしながら彫り上げたものや、代々の店主が特別に作らせ集めたものばかりだそうです。

しかし、そんな伝統の技も、戦争もあって時代が変わり、長らく需要が途絶えてしまったとのこと。「戦前のお雛菓子をぜひ再現してほしい」と強い要望があり、復活したのが平成4年の秋だそうです。

型起こしから彩色まで、丹精込めて作られた伝承の雛菓子。今の時代だからこそ光る逸品です。いつまでも絶やさないで、伝えていって欲しい山形の伝統文化の一つです。


暦のうえでは春を迎えたというのに、全国各地で大雪による混乱が続いています。そんな中、今年も旧東村山郡役所資料館を中心に「天童雛飾り」の展示がはじまりました。

当館でもロビーの談話室にお雛様を展示中です。壇飾りのほかに、「つり雛」も飾っています。
このつり雛は九州柳川に伝わる雛まつりの風習で、女の子が生まれると親戚の女性たちがひと針ひと針小さな命の誕生を祝って作ったもの。

直径40センチの輪に7個ずつ7本、つまり49個の細工や柳川まりが下がります。「人生わずか50年」といわれた時代、女性は一歩下がって49歳まで穏やかに生活ができるようにとの願いが込められているのだそうです。

年に一度の雛飾り。今年は平穏な年でありますようにと、お雛様に願いを託して・・・。どうぞこの機会に松の湯の雛飾りをご覧ください。3月30日まで展示予定です。


日本の国土の67%が森林に覆われており、しかも森林面積の約4割を占める人工林のほとんどは、スギやヒノキなどが植えられた針葉樹林です。

しかし、悲しいかな木材の輸入自由化や林業の低迷などによって、間伐材さえも思うように利活用できず、日本の森林は危機に瀕しているのが実態です。

このような状況の中で、地元の家具メーカーである天童木工は、スギを使った新しい家具づくりに取り組みはじめています。

軟質であるスギなどは、傷が付きやすく家具などには向かないと言われてきましたが、天童木工が得意とする成形合板技術により、丈夫で美しい家具づくりに成功しました。

循環型社会をいかに構築するか・・・・。古くから森の恵みに生かされてきた、日本人の暮らしの知恵をもう一度取り戻す努力が、今試されている時かもしれません。

キーワードは三つのRest。日本各地に残る(Rest)スギやヒノキなどの針葉樹を、その安らぎ(Rest)をもたらす家具にすることで、休憩(Rest)している林業に活気を取り戻す・・・。「Forest」(森)は、「For Rest」。

天童木工の取り組みが、消費者にも受け入れられて、もっともっと全国各地に広がっていけばいいと思っています。

これらの写真は、新しい天童木工のパンフレットから抜粋したもので、縁あって当館のスギ山をバックに撮影したものです。


江戸時代に、天童織田藩が将軍家に献上したという「寒中挽き抜きそば」。見た目は白くて上品な色合いですが、その味は格別・・・。今が旬です。

秋に収穫した新そばを、寒さの最も厳しい寒中に挽くので、そば本来の味と香りがギュッと凝縮されているのだといいます。(天童市麺類食堂組合長 談)

建勲神社での奉納奉告祭に引き続き、昨日滝の湯ホテルを会場に賞味会を開催しました。今年で11回目となります。将棋と温泉、フルーツとともに、「天童のそば」はその評価も高く、貴重な天童市の観光資源です。

今日から2月末まで、のぼり旗を掲げた市内の蕎麦屋さんで提供しています。どうぞ風味豊かなそばの味をご堪能ください。


小正月の行事、だんご木飾り。大きなミズキの枝の先端に、だんごに見立てた丸いふなぜんべいを一個一個貼り合せて行きます。

枝ぶりと色のバランスを見ながらの作業。結構手間がかかります。

この作業が終わると、こんどは鯛や宝船などの飾りつけ。

というわけで、今年もこんな風に賑々しく玄関ロビーを飾りました。完成したばかりのだんご木の前で、毎年おいでになるお客様にモデルになっていただきパチリ・・・。

今年もよい年でありますように・・・。

天童市内に、織田信長公の銅像を建てた人がいるらしいという話を聞いて、その真偽を確かめるべく、早速その場所を調べ現地に向かいました。

神社やお寺でもない一般の住宅の玄関前に、なんと立派な信長公の銅像が建っていました。「なにこれ!」っていう感じです。

早速お家の方にお話を聞いてみると、かつて先祖が天童織田藩に仕え、藩主とは深い関わりをもつ家柄とのこと。先祖が仕えた織田藩のルーツである信長公の像を、何とか自分の代で建ててみたいという強い願いがあったようです。

製作の依頼を受けた地元の鋳造所も、歴史上の人物を手がけるのは初めてとあって、顔や服装など様々な資料や建勲神社の協力をいただきながら、2年の歳月を費やしたそうです。

当主は、「苦労して建てたのだから、大勢の人に見てもらいたい」と話していました。


上から読んでも下から読んでも、同じように読める言葉遊び「回文」(かいぶん)。
小生の友人、おんみょうじあじき氏が、このたび回文録「さまざまさ」第3集を出版しました。

その中に、「まつのゆのつま」がイラスト入りで掲載されています。

内容は、普段の生活の何気ない出来事から、社会風刺までいろいろです。笑を誘い、頭の体操にもなる言葉遊び「回文」。
挑戦してみてはいかがでしょうか。この本、頒布価格500円で市内の書店で販売しています。


ロビーにある談話室の囲炉裏に、毎朝炭をおこして入れています。

今年は元日から雨が降ったり、例年と比べて雪の少ないお正月でした。

予報によると今晩からまた冷え込みが厳しくなり、当分雪マークが続きそうです。

暦のうえでは寒の入り。この時期は温泉の恵みに感謝して、雪景色を眺めながら、カラダの芯から温まるに限ります。



元日の夕方から降った雪が、一晩で結構積もりました。

お正月の雪は、心改まった感じがします。

今年は、県を挙げて観光誘客に取り組む「山形デスティネーションキャンペーン」の年。

天童市では、今年から市のキャッチフレーズを「湯のまち天童 あなたの旅に、王手」に決定しました。

天童温泉が、県内周遊観光の宿泊基地として、もっともっとお客様に支持していただけるよう、今年も心新たに精進したいと思います。


師走ともなると、いつ大雪が降ってもおかしくない天気が続き油断できません。その雪に備えて、庭木の雪囲いと雪吊りの作業が一昨日から始まりました。

中でも、一本の支柱から放射状に縄を伸ばし、松の枝を支える「雪吊り」は、雪国ならではの冬の風物詩。植木屋さんはヘルメットをつけて、松の木の上から縄を均等に張り巡らします。

ヤマブキも小さく束ねて、手をつなぐように縄で結んでいます。実質3月までの冬ごもり・・・。

今年はどんな冬になるのでしょう。



「今年の冬は雪が多い」と言われていますが、平地ではまだまとまった雪は降っていません。夕べはみぞれ混じりの冷たい雨だったので、朝には雪かきも覚悟していたのですが、近くの山にうっすらと積もる程度で終わったようです。

当館の玄関に向かって真正面に、湯上山(ゆのかみやま・標高450メートル)が見えます。ご覧のように、左右対称のなだらかな稜線が美しく、天童温泉のランドマーク的な山です。かつて村の名前から「津山冨士」とも言われてきました。夕べの雪でうっすらと雪化粧・・・。

庭では、サザンカや寒菊の花が咲きはじめました。


天童市の新たな観光誘客のキャッチコピーが決まりました。「湯のまち天童 あなたの旅に王手」です。「王手」のフレーズは、「将棋のまち天童」をイメージしているもの。

来年開催される、「山形デスティネーションキャンペーン」に先駆けて、市ではこのキャッチコピーを入れ込んだのぼり旗を新調しました。今日その旗が届いたので、さっそく玄関前に飾りました。

また、来月(1月)の18日から20日までの3日間、市を挙げて千葉のイオンモール幕張新都心店で、「天童フェア」を開催する予定です。特産品の販売はじめ、紅花リップづくり体験、玉こんプレゼントなどのほかにも、踊りのステージや将棋ラウンジ、プロ棋士指導対局など、イベントも盛りだくさんです。
お近くの方は、ぜひおいでください。

ステージの場所は、ファミリーモール1階ファミリーコートだそうです。「ふなっしー」には負けますが、天童のゆるキャラ「ランスくん」も皆様を真心込めてお迎えいたします。




オトナの旅の道しるべ、「旅行読売」の2014・1月号で特集を組んだ「有名人・達人が選ぶ日本の温泉宿」に、当館が掲載されました。
推薦者は、大相撲解説者をはじめ、新聞・テレビなどで活躍中の舞の海秀平さんです。

彼の現役時代、張りつめた15日間の本場所を終えると天童に向かい、松の湯で戦いの後の心身をリラックスさせたという、思い出を語ってくれています。

「八角堂」のお風呂で、あの伝説の技「八艘飛び」を思いついたといいます。
ココロニもカラダにも効く「温泉の力」・・・。ゆとりとくつろぎの松の湯の温泉にじっくり浸りながら、この「温泉力」をぜひ体感してみてください。

寒い冬こそ、温泉のありがたみが感じられる季節です。



街路樹のオオヤマザクラやカエデの葉も、ようやく赤く色づき始め、秋もいよいよ深まりつつあります。恒例、松の湯「菊の展示」が、今日からスタートです。

あいにくの雨模様の中、午後からホロ付きの軽トラックで菊鉢の運搬作業をしました。花びら同士がぶつからないように、細心の注意を払っての徐行運転。

大阪で開催される全国菊花展にも毎年出品している、菊作りの名人森山さんから毎年お借りしている大輪の菊の花です。

今年も、力作が勢ぞろいしました。まだ花は小振りですが、これから花びらが充実し、ぐんぐん盛り上がっていきます。

中には、かわいい「福助仕立て」のものも・・・。

宿泊されたお客様は、お帰りの際に菊をバックに記念撮影。深まり行く秋の中で、旅の思い出のワンショット、いかがでしょうか。

近くのわくわくランドでも、天童菊花展を開催中です。



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