湯の香 松の湯
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開山1300年祭・結願の法要
若松観音開山1300年祭最後の「結願法要」(けちがんほうよう)が執り行われ、多くの参拝者で賑いました。今年は、12年に一度の最上三十三観音子年(ねどし)御開帳の年で、今日がその最終日。
法要まで時間があったので、鐘楼堂へ向かいました。早朝、あたり一面、霧で視界が遮られていたのですが、陽が射すにつれて上空の霧が晴れ、眼下に雲海が広がります。この雲に浮かび上がるように、雪を被った月山や朝日連峰の山々が姿を現しています。
法要では読経とともに散華の花びらがまかれ、1300年祭の観音堂内を清めます。花びらは参拝者が持ち帰り、お守りとして大切に保管します。
貸し切りバスの巡礼団をはじめ、お参りに訪れる参拝者が入れ替わり立ち代わり訪れます。午後5:00に、僧侶の皆さん最後のおつとめをして、御開帳の扉を閉じるということです。
紅葉は今からが本番。節目の法要は終わっても、まだまだ参拝者が途切れることはないでしょう。若松観音はこれからも、多くの人々の心のよりどころとなるような、そんな場所であって欲しいものです。
2008.10.31:
matunoyu
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