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山寺の景観を考える
景観はその土地の貴重な共有財産・・・。「名勝 山寺の歴史と景観を考える」というテーマで、景観歴史フォーラムが、今日山寺芭蕉記念館を会場に開催されました。
パネラーは、よこはま洋館付き住宅を考える会代表、JR山形駅長、山形市の都市計画課長のほかに、地元山寺の関係者と多彩な顔ぶれ。主催した山形歴史たてもの研究会の結城会長がコーディネーターを務めました。
その中で山形市から、山寺の町並み景観を整える具体的な整備計画の説明がありました。門前商店街の電線の地中化や無散水消雪道路など、快適な歩行者空間の整備が将来進められるそうです。
山寺ではシーズンともなると大型バスやマイカーの乗り入れが多くなり、門前の安全対策が問題となっています。
今日のフォーラムでもこのことが指摘されました。市では道路整備と並行して、将来歩行者を優先した交通規制を行う予定だそうです。
より快適で魅力的な町並み形成。それを実現するには、訪れる人への配慮とともに、そこに住む人が景観に価値を見出し、時間をかけて育てていく姿勢が大切という指摘もありました。同感です。
時間の関係で中座しましたが、とても有意義な研修会でした。
2008.10.18:
matunoyu
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