湯の香 松の湯

湯の香 松の湯
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絶滅危惧種の指定を受けているというおきな草。当館の玄関前には、毎年元気に可憐な花を咲かせてくれます。

今年もご覧のとおり、うつむき加減にワインレッドの花が咲き出しました。

そのすぐ脇には、草花の成長をそっと見守っているかのように、小さな草木塔が建っています。

松の湯の庭もいよいよ動き出しました。中庭には、黄色いスイセンが春を告げています。



将棋の街・天童市のメインイベント「人間将棋」は、来る4月20日、21日の両日、舞鶴山の山頂で開催されます。

桜の開花予想は今月中旬以降のようですので、今年は桜花爛漫の下での人間将棋を期待できそうですね。

そんな桜の開花に先駆けて、当館の玄関前の梅がほぼ満開の状態です。花びらの色もソメイヨシノと似ているので、桜とよく間違われます。

ご覧のように、お帰りの際には梅の木の前で記念撮影をなさるお客様もいらっしゃいます。このたびは、山梨からお越しのお客様に撮影のご協力をいただきました。


舞鶴山の桜はまだちょっと早いですが、当館の玄関前の梅が、ようやく開花しました。今朝の映像です。大雪だった昨年よりも1週間ほど早いようです。

蕾もふくらみ大分色づいてきたので、夕べからライトアップをしています。

咲き出すと早いもので、たちまち満開になります。

今年もお客様の目を楽しませてくれる梅の木です。お帰りの際、花をバックに記念撮影もいいですよ。


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先月末、庭の雪吊りや雪囲いを植木屋さんにはずしてもらいました。長かった冬。衣替えをしたように、庭の木々も一際活き活きしているように見えます。

離れの庭も一段と春めいてきました。ほかの樹木にさきがけて花を咲かせた、シキザクラ。春と秋の年2回咲く桜です。

そして、サンシュユ。鮮やかな黄色は春の色・・・。

これから、少しずつ庭の景色が変化していきます。


土を持ち上げ、膨らんできたシャクヤクの芽。魅力的なワインレッドの花が、今年も楽しみです。昨年は、五月下旬が見ごろでした。

同じく、玄関前の足元に芽吹いたヒマラヤユキノシタ。この花も、名前に似合わず可憐なピンクの花をまもなく見せてくれます。

そして、クリスマスローズ。

早春に花をつける植物なので、まだ芽吹き前の殺風景な庭を彩ってくれます。数年前に地植えしたものですが、大分株も充実してきました。

うつむき加減に咲く白い花は、次々に蕾を持って、長い間観賞できます。


当館の渡り廊下の窓越しに見えるフキノトウ。ここを通るお客様は、「うわーっ!」と声を上げられることがたびたびあります。
このフキノトウ、植栽したものではなく、自然に生えてきて増えていったものです。

建物の壁と壁の間に挟まれた狭い空間(土間)に、毎年雪どけとともに芽を出してくれます。壁の輻射熱と適度な湿度が、フキノトウの生育環境にむいているのでしょうが、それにしても特に肥えている土でもないのに、よく育ってくれます。

背丈も大分伸びてきました。手を広げたような淡い黄緑色の葉は、まさに春の色・・。

今度はフキの葉っぱが伸びてきて、一面濃い緑色に取って代わります。
まもなく庭の雪囲いをはずしに植木屋さんがやってきます。玄関前の梅の蕾も大分色づいてきました。


当館の中庭に小さな鳥の餌台があります。小生の手づくりで、門松の竹を割って作ったものです。この中に、ひまわりの種や輪切りにしたりんごなどをおいて置くと、特に冬の間は餌が不足する時期なので、いろんな野鳥がやってきてはついばんで行く様子を、ロビーから観察できます。

一番多いのが、すずめ。グループでやってきます。次がヒヨドリ、メジロと続きます。たまにシメやカワラヒワ、オオルリなどがやってくることもあります。この鳥はヒヨドリ。大振りの鳥で、これが来ると、他の小鳥たちはサッと散っていきます。

この鳥はメジロ。「いよいよ春が来た」という感じです。
例年、玄関前のウメの花がほころぶ頃(今月末?)には、群れを成し蜜を求めてやってきます。
昨年は雪が多くて開花が遅れましたが、今年はどうでしょうか。今からとても待ち遠しいです。


雪で覆われていた舞鶴山も、このところの陽気ですっかり春めいてきました。暑さ寒さも彼岸まで・・・。今日は「身代わり地蔵」の裏山から山頂の大ケヤキを目指して登ってみました。
温泉街を、ちょうど眼下に見渡せます。

登るといっても、標高242メートルの市街地の真ん中にある山なので、ウォーキング感覚で登れます。途中、タヌキとカモシカに出会いました。このカモシカたち、声を掛けながら近づいていっても逃げようとしません。
冬ごもりの動物たちもいよいよ活動開始のようです。

この山懐に包まれた愛宕沼の親水公園も、来月の桜まつりのお披露目にあわせて、工事関係者は休日返上で最後の仕上げに追われていました。岸辺の芝はり作業のようです。

一周約700メートルほどのこの公園(遊歩道)ができれば、自然の中で朝夕の舞鶴山ウォーキングを気軽に楽しめ、宿泊のお客様にも新たなスポットとしてお勧めすることができます。


舞鶴山の西斜面に来ています。連日の降雪から一転、今日は春を思わせる穏やかな一日となりました。
こんな陽気が数日続けば、雪どけもまじか・・・。

三脚につけた双眼鏡を覗くと、この奥に鳥の餌付けをしている場所があります。

日本野鳥の会のメンバーが、野鳥の観察や撮影のために設えた餌箱です。ひまわりの種やりんごなど、冬の間様々な野鳥がこの場所を訪れます。

3日に一度餌を補充するそうです。餌のありかを知った小鳥たちは、仲間と連れだってこの場所にやってきて、餌をついばみます。

しばらく離れて双眼鏡を覗いていると、かなりいろんな種類の野鳥が生息していることがわかります。「舞鶴山の野鳥観察」。冬の間、舞鶴山の楽しみ方がひとつ増えました。



今年も「天童の雛飾り」が、天童春物語と銘打って旧東村山郡役所資料館を中心に、今日から3月31日まで一般公開されます。

江戸時代、 最上川の舟運で栄えた頃は、山形と京都、大阪が北前船で深く結びつき、紅花商人たちが活躍し、ここ山形周辺は品質の高い紅花の一大生産地でした。

そんな訳で、ここ天童の旧家にも上方からやってきた当時の貴重なお雛様が数多く残されています。

松の湯のお雛様も今日飾りました。例年、ロビー囲炉裏端談話室に飾っていたのですが、今年はご覧のとおり奥の部屋に展示しています。柳川の吊り雛や珍しい犬ばこも飾っていますので、ぜひご覧ください。



天童にも、何万羽という鴨が毎年やってくる沼があります。当館から車で約10分のところにある原崎沼(ばらざきぬま)です。

シベリア方面から越冬するために秋の彼岸ごろにやってきて、翌春までこの地で生息します。これらの鴨は、夕方餌を求めて方々に飛散し、早朝この沼に帰って羽を休めます。かつては鴨組合があって、鴨猟も行われていました。

雪の降り積もる中、購入したての双眼鏡を持って、鴨ウォッチングに出かけました。越冬する鴨は、マガモ、カルガモをはじめ、なんと12種類もいるそうですが、数種類しか確認できませんでした。

「原崎の鴨生息沼」(原崎沼)は、天童市の天然記念物に指定されています。




小正月の行事として、例年玄関ロビーにだんご木を賑やかに飾ります。

そもそも小正月とは、元日の大正月に対して、1月15日を さすのだそうですが、昔から生活に即したいろいろな民俗行事が行われてきたということです。
その中の一つが、この「だんご木飾り」。

放射状に広がるミズキの枝にだんごを飾りつけ、今年一年の無事や商売繁盛、農作物の豊穣を祈ります。

旧暦で言えば今日が1月1日、つまり大正月です。今月の16日が旧の1月7日(七草)で、若松観音の「鬼やらい」の行事が行われます。

新暦旧暦入り乱れて、年の始めはいろいろな行事が目白押しです。

(松の湯玄関前)

3年3か月ぶりの投稿です。

この時期、新幹線でJR天童駅に降り立つお客様は、「天童は雪が少ないね」とおっしゃいます。米沢周辺(置賜地方)の雪の様子を車窓から眺めてくると、積雪量の違いに驚かれるようです。

そんな天童でも、昨年の今ごろは、連日屋根の雪下ろしや雪片づけに大忙しでした。
昨年の今ごろの様子

正月以降、雪が降ったり止んだりの天気が続いています。今朝も数センチの積雪がありましたが、大雪にはなりませんでした。願わくば、今年はこんな状態で、穏やかに春を迎えたいものです。


サッカーJ1のモンテディオ山形が、一昨日最終戦を待たずにJ1残留が決まりました。多くの専門家が、山形の最下位を予想していました。
ホームスタジアムに一番近い天童温泉でも、全旅館挙げて応援していただけに、本当にうれしく思います。



また、「おめでとう」がもう一つ。山形新幹線の新庄延伸がちょうど今年で10周年を迎えます。12月から来年の2月まで「冬の山形路」の観光キャンペーンが実施されます。



JR米沢駅から新庄駅まで、山形新幹線沿線の主要な温泉地共同企画。題して、「温泉新幹線で行く いで湯と味覚と街歩き」。

スタンプラリーで、ペア宿泊券や豪華賞品が当る駅長イチオシの企画です。この機会に、ぜひ天童温泉へお越しください。冬のまち歩きの資料を準備してお待ちしております。




今年も「朝どり活き活き湯けむり横丁」が、本日オープンしました。場所は温泉街に面する松の湯の駐車場の一角です。この産直市を開催して、おかげさまで今年で8年目になります。

地元のこだわりの生産者が、お客様に対面販売する産直市です。期間は6月から10月まで。
みずやわらびなど山菜の調理方法も、ご説明しています。お気軽にお声掛けください。



各月の営業日時は次のとおり月ごとに変わります。
6月    :毎週土曜、日曜、月曜の朝6:00〜8:00。
7月〜9月:毎週土曜日16:00〜18:00、毎週日曜日6:00〜8:00。
10月   :毎週日曜日6:00〜8:00。



この看板が目印。生産者に聴き取りをして、来週の販売品目を確認しました。さくらんぼ、山菜(わらび、みず、ふき、たけのこ)、ミニトマト、アイスプラント(新)、ブロッコリー、きゅうり、カリフラワーなどが販売される予定です。
他にも、採れたての新鮮野菜や加工品も出品されます。ぜひお立ち寄りください。


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