今朝の、読売新聞に載っていた1枚の写真。
両親と妹が、引き潮にさらわれて行方不明になり
残った4歳の女の子が母親に手紙を書いた。
「ままへ いきているといいね おげんきですか」
こう書いた紙の上に、ほっぺをつけて眠ってしまった写真だ。
朝、まだ誰も起きていない茶の間で
この写真を見ながら、涙が止まらなかった。
いつか連絡が来ると信じて、父親の携帯電話を握り締めているという。
1枚の写真から伝わる悲しみ、優しさ
現実の厳しさ。
写真は無言で伝えてくれる。
どうか、この子のお母さんが生きていて
どこかで我が子を探しまわっていてくれることを願って
手を合わせた。
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