◆一人SDRで行くミニツーリング◆2006晩秋
柿の収穫を終えた日曜日の昼下り、残り少ない秋晴れの貴重な休日を楽しみたいと思い、陽が傾きかけたにも関わらずミニツーリングに出かけた。 先ずは西山山麓の農道を目指し一直線、5分も走れば信号の皆無なワインディングが待っている。 一路北上し白鷹町へ、裏道を抜けて一山超えて目指すは山形県・県民の森、大小様々なコーナーを一つ一つ楽しみながら攻めてゆく。 目に飛び込んできた大沼湖畔の紅葉の美しさに目を奪われた。 陽が傾きかけた県民の森には人影さえほとんど見当たらず暗闇に包まれる前の静寂の一時があった。 湖畔で唯一人釣り糸を垂れる人の上着の色が景色に馴染んでまるで真っ赤に紅葉した楓の様。 明治の頃に描かれた山水の南画を観ている様な気分に浸る。 誰にも邪魔されないちょっとした自分だけの贅沢な時間が過ぎる。 ふと我に返り後を見ればSDRが帰路を急かしている様で...。 2サイクルの排気音と白煙を残しつつ家路へと向かう。
2006.11.02