上山温泉の旧R13号線沿いの一休さんで珍しい紅花切りという蕎麦を堪能した。
ここは二八の細打ち、洗練された上品な蕎麦で人気のお店であるが今回食したのは蕎麦の大吟醸ともいうべき真っ白な更科に県産の紅花を練り込んで打ったという山形ならではのとても贅沢なお蕎麦。
純白な蕎麦がベースなだけに薄っすらと淡いピンクが好ましい。
先ずはそのまま少し摘んで食べてみる、弾力がありコリッとした歯触り、細さと相まってとても良い食感。
店主に勧められレモン汁を振り掛けるとこれがまた乙な味わいに!
蕎麦ツユとの相性が良く柑橘系の香りが抑えられ、程良い酸味が紅花切りに爽やかさを与える。
久しぶりに食べた更科蕎麦、職人の技が冴える食の芸術に触れた思いがした。
蕎麦に目がない自分としては大満足の一枚。
ごちそうさまでした。
蕎麦処 一休のホームページ