◆城下町白石逍遥◆
5月10日、楽しみにしていた白石旧車会のミーティングに参加すべく早朝起床し宮城県白石市へ向かう。 会場入りした午前9時には既に昭和の懐かしい名車が4輪、2輪問わずに処狭しと大集結していた。 直ぐに福島の友人K氏に声を掛けられ彼が乗ってきたマシーンを拝見する事に。 モデル名、ベンリーCB92、その昔浅間火山レースで並居るファクトリーマシーンを蹴散らして大活躍したホンダの名車、通称ベンスパがそこに居た。 10数年の歳月を費やしてようやくレストアが完成したばかりなのだとか。 以前同じモデルを所有していた事もあり懐かしさで一杯になりながらエンジン音を聴かせて頂く。 4サイクルツインのホンダミュージックが耳から体全体に沁みて行くような心地良さに時を忘れてついうっとりとしてしまう。 その後会場内を一回りしてお目当てのマシーンを探すも残念ながら目にする事は叶わず、一昨年は来ていたんだけどなぁという情報だけが頭を巡る。 また来年の楽しみという事で早めに会場を後にした。 家路を目指してR113に出るも時計はお昼を回ったばかり、ふと車窓から目にしたお城が気になりどうせ気ままな一人旅と数時間の白石探索と洒落込む事に。 画像は白石城の石垣にはためく片倉軍の軍旗。
2009.05.12