雪は今までやっかいもの扱いされてきました。
でも、これからは違います。
「雪室」は自然と共生する21世紀を代表とする施設です。
何がすばらしいかというと、
低温倉庫ではできない神秘的な雪の効果があるのです。
ちょっと長くなりますが、お付き合いください。
米を保管する低温倉庫は14度に設定されています。
どうして14度なのかといいますと、
あまり低くしてしまうと湿度が高くなり、
倉庫の開け閉めによって結露が生じ、
米がかびてしまうのです。
しかし、、、
雪室は電気を一切使っていないにも関わらず、
庫内の温度は2度〰4度に保たれ、
しかも湿度も70〰80%と最適な状態を維持しています。
なぜこんなことができるのでしょうか。
それは雪が空気中の水分を吸いこんでくれるからなのです。
米は4月から9月までの間劣化が進みます。
これはどうしようもないことです。
しかし、雪室に入れておけば
鮮度を保つことが可能になります。
今年はその雪室米をお中元向けに商品化しようと考えております。
その時期がきたらまたお伝えしますので。
今日はまず雪室に米を入れた報告と
雪室の効能の紹介ということに
させていただきます。