あまり映画は見ないのですが。
当時東部小学校は全校1500余名で映画を見ることがありました。
今は新しくなっていますが、西体育館に集められて、いつの頃からあるのか分からない別珍の暗幕を張り巡らし、戦前のほこりモウモウと上映するわけです。しかもよくフィルムが切れました。
演題は大概防犯とか、やはり線路際の学校のため、置石とか踏切事故のもの、鉄橋を渡ってはいけません、のたぐいが多かったと思います。
それだけではつまらないので、トム&ジェリーのようなもの15分が付いていました。3時間目から4時間目を潰してやってた感じがします。大阪志郎さんとか三益愛子さんとかが出てたのではなかったでしょうか。
置石は危ないので、近くの踏み切りで置き金が流行りました。10円、5円、1円を踏み切りの線路に置き、列車に踏ませるのです。そういうことを教えてくれる人がちゃんといるわけです。
特に意味はなく、自分の小遣いも減るのですが、2,3日は遊んだ覚えがあります。但し、それほど楽しくないためすぐブームは終わりました。
あと、この松川鉄橋を渡ったかどうかにつきましては、諸般シュトラウスの事情により言えません。
