HOME > 本の紹介

号泣の一冊。

  • 号泣の一冊。
ぶらり立ち寄った本屋で、目にとまった「だんだんおかあさんになっていく」。

一ページ目を読んだら、ぶわぁ~と涙があふれてしまい(笑)そっこうでレジ。

安定期に入りマタニティハッピーの時期なので涙腺が緩いんですね・・・。

妊娠から子育てまでの一定の時期が詩集になってます。
おーなり由子さんが自身の妊娠から子供が二歳になるまでに書いたようです。

一つ紹介



おなかのなかに
ちいさい海が ふくらんで
ちいさいさかなを
飼っているみたい

ひるさがり
いのちが
こぼれてしまわないように
ゆるゆるとあるく

わたしのなかに
心臓がふたつ

いま わたしは
ひとりで
空を見あげながら
ふたりで
さかをのぼっている
2012.08.21:maki:コメント(0):[本の紹介]

「きみはいい子」

  • 「きみはいい子」
いつだか王様のブランチで紹介されたこの本。ずっと気になっていたので買ってみました。

虐待や育児放棄だったり、子供の障害に苦しむ母親だったり、いろんな家庭事情で苦しんでる子供や大人の切ない日常の中に、地域人たちの愛が感じられるお話でした。母親の影響は大きいんだなぁと感じましたね。

久々のお勧めの一冊です。
2012.08.16:maki:コメント(0):[本の紹介]

林真理子さんのエッセイが好き。

小説はあまり好みではないのですが、去年旅行に行ったときに移動中に読むように図書館で林真理子さんのエッセイを借りてみました。

パラパラ読んだだけでおもしろそうと思ったので借りたのですが、じっくり読んでもおもしろかった!林真理子さんの豪快さや率直なところがいいですね。

そして今回は「旅路のはてまで男と女」を買って見ました。買わなくてもいいんですが、お風呂で読む用だったので購入。(アパートのお風呂が新しくなって快適なので長湯ができるようになりましたので・・・。)

この本もおもしろい。
ふふっと笑ってしまうことも多いです。

冷え性なのでお風呂でじっくり温まりたいのですが、長湯ができないでいたので
本があると助かります♪
2012.01.05:maki:コメント(0):[本の紹介]

宮部みゆき「長い長い殺人」

  • 宮部みゆき「長い長い殺人」
こういう本に出合えるとすごく嬉しい。

宮部みゆきさんの本は苦手でした。

この本の主人公は「財布」。ひとつの殺人事件が起き、それに関わった人間のそれぞれの財布の目線で話が進んでいきます。常に一緒にいる「財布」が持ち主に触れられたときの手の汗や、スーツのポケットから感じる心臓の鼓動で持ち主の感情を読み取ったりしていました。いろんな人が出てくるのですが、人間の名前がでてくることがないので誰の財布だっけ?と混乱することはありましたが視点がおもしろかったですね~。また読みたい本です。

2011年は、おもしろい本にたくさん出合えましたし、ここ数年で一番本を読んだ年でした。
今年もたくさん読むぞ~!
2012.01.01:maki:コメント(0):[本の紹介]

読書の秋ということで・・・

  • 読書の秋ということで・・・
本を借りてきました。
本は好きだけど、家に物が増えるのはあまり好きではない。し、買って「はずれ」だったらなおさら嫌なので、ちょくちょく図書館へ行きます。けっこう賑わってます、図書館。

最近、年金やら社会保障なんかの本を借りていたので旦那さんに「変なアンテナたってるね」なんて言われました・・。ちかごろ老後が気になってね。

今日は普通に小説を三冊借りました。

最初に読んだのは、湯元香樹実さんの「ポプラの秋」。じんわりと心にくる味わい深い物語でとても良かったです~。
2011.11.03:maki:コメント(0):[本の紹介]