号泣の一冊。

  • 号泣の一冊。
ぶらり立ち寄った本屋で、目にとまった「だんだんおかあさんになっていく」。

一ページ目を読んだら、ぶわぁ~と涙があふれてしまい(笑)そっこうでレジ。

安定期に入りマタニティハッピーの時期なので涙腺が緩いんですね・・・。

妊娠から子育てまでの一定の時期が詩集になってます。
おーなり由子さんが自身の妊娠から子供が二歳になるまでに書いたようです。

一つ紹介



おなかのなかに
ちいさい海が ふくらんで
ちいさいさかなを
飼っているみたい

ひるさがり
いのちが
こぼれてしまわないように
ゆるゆるとあるく

わたしのなかに
心臓がふたつ

いま わたしは
ひとりで
空を見あげながら
ふたりで
さかをのぼっている
2012.08.21:maki:[本の紹介]

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