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101年目の佳き日に

  • 101年目の佳き日に

蚕桑小学校創立101年目の今日は、朝から雲一つないすばらしい天気でした。

 朝の心地よい光の中、登校しています。

 昨年度は100周年記念式典で、全校生で歴史を振り返る時間がなかったので、今日は、歴史を振り返る日にしました。

 校章に込められた思い。3つの地区がが集まって、仲良く学習に励むべく「学」の文字を真ん中に、桑の葉と桑子をしつらえてあります。

 明治5年に「鮎貝郷学校」から始まり、51年間にわたり、3つの地区でそれぞれの学校に通いました。

 大正12年に、3つから1つになりました。そこから今日まで101年間です。

 68年前にはプール完成、

 67年前には校歌ができました。

 47年前には、今の校舎ができ、

 44年前には、「気はやさしくて力もち」の子ども像を目ざし、長い長い滑り台もこの年にできました。

 湧泉パークの完成、

 蚕学習の始まり・・・

 忘れもしないコロナでの休校

 ピカピアのプール完成、なんと3000万円もかかりました。

 そして昨年度の盛大な創立100周年記念式典。みんなの思いが詰まった1日になりました。そして今年の秋・・・

 みんな、それぞれに実りの秋を迎えています。

 過去から未来への架け橋として、今ここに92名が存在し、しっかり未来へのたすきをつないでいます。

 児童代表のYさん。6年生としてやれることをしっかりやっていきたいと話しました。(詳細は後日学校通信に掲載いたします。)

 すばらしい環境、すばらしい方々に見守られ、これからもこぐわっ子たちは、前を向いて歩んでいくことでしょう。

2024.10.21:koguwashow3:コメント(0):[日日是好日]

言葉と人生経験にふ~ん

  • 言葉と人生経験にふ~ん

 この俳句の季節は?

 みんな、納得。

「かぶとむし ひたりでおすもう 楽しそう」季節は?

 なんと、「春」「夏」「秋」、3つ出てきました。

「だって、蚕桑小学校の相撲大会は、春でした。」

「春、釜の越公園の桜の木に、たくさんかぶとむしがいます。」

「夏にかぶとむしを捕まえます!」

「秋だよ~。秋にいるよ~。」

 9年間の人生経験から、かぶとむしがいる季節は、「春」「夏」「秋」。それぞれ理由はありました。大人の当たり前が、子どもの世界では当たり前ではないことを改めて知りました。

 この答えに、子どもたちはどう自分を納得させたのかな。

 これはさすがにみんな「秋」。でも、感性が鋭い!「秋の終わり、だって今から色づいて、葉っぱが風で落ちるのはもっと後!」の声も。これは、経験上…ですね。

「小林一茶という方の俳句です。季語は?季節は?どんな人が詠んだ?どんな風景?」

 4つの俳句から、言葉に着目し、自分の経験と照らし合わせ、世界を広げた3年生。

 言葉は、一人ひとりの人生経験から紡ぎだされます。自分が本当に伝えたいことをそっくりそのまま人に伝えるのは難しい。その人が知っている言葉の数と、人生経験で、受け止め方も違うから。だからこそ国語はおもしろいのでしょうか。

 子どもたちの言葉の世界にどっぷりつかった45分間でした。

 

2024.10.19:koguwashow3:コメント(0):[日日是好日]

ごんぎつねクライマックス

  • ごんぎつねクライマックス

一昨日は、美しい月夜でした。

 4年生、ごんぎつねの読み取り最後の日。

 ゴンのいたずらに、兵十の怒りと憎しみは頂点に。 兵十の心とは裏腹に、申し訳ない気持ちでいっぱいのごん。兵十に償いをしようと、一生懸命に栗や松茸を兵十の家に運びます。

6の場面を読んで、思わず「ごん」になったAさん。

 兵十やごんの気持ちを考えていきます。

 それぞれの思いを伝えあいます。

 みんなの考えから、兵十の今の気持ち、ごんの今の気持ちをまとめます。

 「兵十の憎しみは、みんなが言うように消えていったね・・・。」

 ごんの気持ちは‥‥

 物語を通して軸じっくり読んだ後の感想は、来週になりました。どんな感想になるのかな。

 1年生の時からずっと見てきた4年生、ここまで考えられる、またその考えを伝えられるようになったか・・・と感慨もひとしおの授業でした。

2024.10.19:koguwashow3:コメント(0):[日日是好日]

  • 動

西山の紅葉が始まりました。

 今日は業務技術員さんがいないので、空き缶を入れる袋はどうするのかな…と見ていると、自分たちでちゃんと倉庫から運ぶ姿がありました。しかも、4年生と5年生が中心で。

 たくさんの空き缶をありがとう。

 空き缶回収後も、きちんと自分たちで倉庫へ戻します。

 秋晴れの朝、気持ちいいね。

 自主的に黒板消しをきれいにしています。

 今日は18日。係ではないけれど…。

 躍動感あふれるハードル走!

 学校には、様々な「動」があります。「動」くということは、そこに「意志」があります。前向きな「意志」たちです。

2024.10.18:koguwashow3:コメント(0):[日日是好日]

実りの秋 その2

  • 実りの秋 その2

 魚は大きくなり、廊下には、おいしそうなブドウも実っています。

 運営委員の言葉 Aさん「春より挨拶よくなりました!でも5・6年が・・・」Bさん「そういうお年頃なんだよ・・・。」これも一つの実りの秋でしょうか・・・。

 1年生、朝の係活動をしっかりしています。

 Hさん、昨日の漢字テストが100点だったから、おかあさんに〇〇マートの〇〇チキ2つ買ってもらえるそうな。天高くHさん肥ゆる秋です。

 みんなで「ごんぎつね」の「ごんと兵十」の気持ちを考えています。

 今日は、第4の場面でした。前より自分の意見を言えるようになっています。実が大きく実っています。

 保育園に行った時の遊びを考えています。

Aさん「そうしたらさ~、5年生おもしろくないよ。」Bさん「ちょっと待って。この活動は、保育園児が楽しむものだから、これでいいんだよ。」Aさん「そうだ。ぼくたちのためじゃなかったんだ。それでいいね。」ん~、話し合いをしながら、1つ実がなりました。

 今年は教科書が変わったので、2年生も「スイミー」という題材を学びます。1時間目にみんなが考えた問いを読み合います。

 集中の実です。

 考えを発表したり、

 まぐろになってみたり

 書き終わった人は、すっと背筋を伸ばして待ちます。

 それぞれ考えを伝えあい・・・

 みんなで場面わけをしました。

 なぜその分け方になったのか、真剣に友達の話を聴いています。人の話を聴く力…「話を見る」「話を見せる」実がなり始めています。

 おいしい実がたわわに実る秋、心も体も肥ゆる秋です。

2024.10.16:koguwashow3:コメント(0):[日日是好日]