私たち蚕桑の地を見下ろす穏やかに煙る西山。
今年3回目の研究授業がありました。講師に早稲田大学名誉教授の小林宏己先生をお招きしての授業です。1年生は、
はい、「おおきなかぶ」。教室にも、こんな大きいかぶがあります。
どのように読めば、登場人物の気持ちを表せるか、自分で、グループで話し合います。
「うんとこしょ、どっこいしょ!」の顔です。すごい!
みんなが話しあったことを確かめます。
どのように読むか学んだあとは、タブレットに録画して自分がそのように読めているか確かめてみました。
今までの授業の足跡。
6年生は、「ぼくのブックウーマン」というタイトルの物語。本を読むことが苦手な主人公の気持ちの変化を読み取ります。どこで、どのように変化しているのか、言葉、フレーズ、ここだ!というところを見つけて意見を出し合います。
友達の意見と同じだったり、そうではなかったり…。子どもたちの「持っている語彙」や「読みとりの理解」が違うので、考えたことを伝え、すり合わせるのにも時間がかかります。
進まなくなると先生の助け舟が入ります。
ペアでも、話してみます。
自分の分析をレポートにしました。
1年生・6年生の授業で1番感じたことは、子どもたちの頭の中にたくさん「ほとばしる思い」が詰まっているということ。
それをどう引き出すかが私たち教師の仕事です。先日も書きましたが、「教育」を英語では「エデュケイション」といい、その意味は「引き出す」ということです。どうすれば子供たちの持っているものを引き出せるか、さらに研究を続けていきたいと思っています。
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