よいいえ・菊池技建「みんながよい家づくり」

玄関収納に扉が一部鏡になっており、玄関が広く感じられます。
正面の階段も蹴込板をなくすことで開放感あふれる空間となりました。
手摺を付け、幅広い年代の方にも使いやすく。

広い玄関ポーチとつながるガーデンテラス。
お茶を楽しめるテーブルセットで天気の良い日には、庭のお花を見ながらお客様をおもてなしできます。

キッチン奥の高窓やドーマの窓から広がる光はLDK全体を明るく照らします。
また、造作したカウンターテーブルはパソコンコーナーや観用植物のスペースとなり、皆が集まる空間となっております。

３枚引戸を開放すればLDKと一体化に。
ガーデンテラスにも隣接しているので、
窓を開ければ広々としたおもてなし空間になります。
フラットな段差で安心安全に。

オープン棚にお気に入りの雑貨を利用してオシャレに収納。
見せる・隠すのバランスでカフェっぽくコーディネート。

畳2帖分の広さがある落ち着いた空間。
シックなウォールナット色のカウンター下は、扉付の収納。
紙巻器やリモコンの取付位置にも配慮。
壁一連のカウンターにすることで、手ｽﾘ代わりにもなります。

ポップなクロスと可動式間仕切りで帖数以上の広さに感じます。
1.5F寝室の床下空間をうまく利用した納戸もあり、
家族の思い出の品を置く場所へ一役買ってます。

こちらにもアンティーク調のインテリアが部屋の雰囲気とマッチしていて御施主様のｾﾝｽが光ります。
また、デッドスペースを活用した屋根裏部は見せる収納に。



設計のポイント

お客様の要望により出来るだけ段差をなくし、
階段には手スリを取り付けバリアフリー設計にしました。

赤毛のアンに出てくる住まいをイメージした、こだわりの外観は大屋根にドーマをプラス。
屋根に付いた天窓により勾配天井と部屋全体に明りの入るリビングにしました。
鎧戸や窓モール、格子入り窓で理想を形にしました。
２つに分けることができる1階寝室は２人用の洋室に変えることができ、
将来設計まで考えた可動空間を実現いたします。
1.5階の寝室は1.8ｍの床高でその床下は8帖の広さの収納となっており、
隣接する１階寝室からの床つづきで物が出し入れできます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　設計者　　　菊池　幸生