【屋根のメンテナンス】 錆の原因を知っていますか?

  • 【屋根のメンテナンス】 錆の原因を知っていますか?

屋根はどんなことが原因で錆びてしまうのか、ご存じですか?

そこには意外な原因があります。




これは塗装が剥がれたことによる錆です。
1ヶ所から広がっていきます。






これらはもらい錆というものです。

それぞれ、アングルの錆、アンテナの錆が
屋根に広がって錆の原因となっています。





この錆は何が原因なのかわかりますか?


正解は、雪下しの時のスコップによる傷から錆になったものです。

知らず知らずのうちに傷が付き
経年と共に錆が広がってしまうのです。

錆の発生が屋根全体の3%に達すると急速に錆面は拡大すると言われています。


普段なかなか見えない屋根ではありますが、
見える範囲で観察しておくことは大切です。


ちなみに

新築時にアクリル樹脂塗装を施した場合、
築後10年で1回目の塗装をし、その後は5・6年周期で行ってください。

シリコン樹脂塗装においては
築後10~12年で1回目の塗装を、その後は8~10年周期で行うのが
目安となっています。


自宅の屋根はいかがでしょうか?

 

2013.11.14:菊池技建:[メンテナンス]