窓の鍵の掛かりがかたい、鍵がグラグラする・・・
それは
長年の使用によりサッシの建付けが狂ったり、
クレセントと受け金具がずれてしまっているからです。
サッシの建付けの狂いがクレセントの受け金具の勘合を悪くして
掛かりがかたくなってしまうことがあります。
また、クレセントや受け金具の固定ネジが緩み、
鍵がグラグラすることがあります。
DIYにチャレンジ☆
「まずはサッシの建付けを確認。正規の位置に戻してクレセントと受けを調整しよう!」
(作業時間/5~10分)
手順
■サッシが傾いている場合
①サッシを閉めた時、上か下に少しでも隙間ができているようなら
傾いています。
サッシがレールと平行になるように戸車のネジを回し、
サッシの高さを調整します。
②戸車調整ネジはサッシ側面についています。
右に回せば持ち上がり、左に回せば下がります。
様子を見ながら少しずつネジを回して下さい。
■クレセントが掛かりにくい場合
①上下に移動したい時はクレセント本体で調整します。
②左右に動かしたい時は受け金具を緩めて動かし、
調整後再びネジを緩めておきます。
ポイント
・まずはサッシの建付けを確認して下さい。
・クレセントのネジは緩めすぎないで下さい。
サッシ内に裏金具(ネジを固定する金具)が
付いているタイプは金具が落ちてしまうことがあります。
・サッシを下げすぎると上部レールから外れる危険があります。
上部レールに6ミリは掛かるようにしてください。
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日頃のメンテナンス
クレセントの掛かりに無理がないか、
ネジが緩んでクレセント受けとずれていないかチェックし
ネジの締めを直して下さい。
【サッシの悩み】 窓の鍵の掛かりがかたい、鍵がグラグラする
2013.11.12:菊池技建:[メンテナンス]