室内でペットを飼う上で気になるのが、床材の選び方です。
傷がつきにくく、滑りにくく、メンテナンスのしやすい床材とは
どのようなものがあるのでしょう?
もちろん滑りにくくするには、ペットの足の裏の毛や爪をきちんとカットして、
肉球がきちんと地面につく状態になっていることが前提です。
それでは、選ぶ際の気になるポイントをいくつかあげてみましょう。
①傷がつきにくい
②滑りにくい
③硬すぎない・クッション性がある
④水に強い・耐水性がある
⑤消臭効果
⑥お手入れが簡単
⑦コスト
以上をすべてクリアする床材はなかなか無く、どうしても一長一短となってしまいます。
各床材の特徴を参考にしながら、犬種やペットの行動、
生活スタイル等を考慮して床材を選んでみましょう。
【各床材の特徴】
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☆フローリング
最近ではペット対応のフローリング材が増えてきています。
☆クッションフロア(CFシート)
塩ビでできたシート素材。アンモニアにも強くお手入れも簡単。
消臭機能のついているものもあり、厚みも様々です。
◆取り扱いメーカー : リリカラ サンゲツ シンコール
☆カーペット
滑りにくく消臭機能、防カビ加工、防ダニ加工、
防汚加工などを施しているものがおススメ。
毛足の短いタイプの方がお手入れが簡単でおススメです。
☆タイルカーペット
四角いタイル状になっているカーペットを組み合わせて床に敷き詰めるタイプ。
汚れたらその箇所だけ交換したり、洗ったりできます。
滑りにくくカットパイルなので爪がひっかかりにくく、防音効果もあります。
☆コルク
感触もやわらかく滑りにくい。水拭きは可能ですが、
強い日差しのお部屋で使用する場合、白く退色してしまうことも。
強く掘ってしまうとボロボロに崩れるように剥がれることもあります。
☆タイル(テラコッタ、磁器タイル)
水拭き可能で、お手入れ簡単。
表面がデコボコしたものの方が滑りにくくおススメ。
床暖房と組み合わせて使用できます。
◆取り扱いメーカー : LIXIL