ここ2~3日前の山形の天気は4月上旬の気温で春を感じさせてくれましたが明日から
少しづつ例年の気温に戻りますね。気温の変化で体調を崩さないように皆さんお気をつけて下さい。
今回は自分でできる無垢材のメンテナンスの仕方をご紹介します。
無垢材とは前にもご紹介した通り、生きた木であります。湿気の多い日は水分を吸収し、
乾燥している日は水分を放出して室内の湿度・温度を一定に保ってくれる特徴を
持っているため、夏は涼しく冬は温かく感じる快適な空調空間をつくってくれます。
春夏秋冬に合わせ心地よい空間を実感できますよ。
早速メンテナンスの仕方をご紹介します。
傷、へこみの修正法です。
木の持つ調湿効果を利用しまして誰でも簡単に家にあるもので治す方法です。
準備するものは、水・綿布・アイロン・紙ヤスリ・油(植物性)です。
へこんでいる箇所に水を垂らし綿布をあてがってアイロンで5~10秒程あてがいます。
周りの表面と同じ高さまで膨れ上がらなかったらこの作業を何回か繰り返して下さい。
その時、あまりびしゃびしゃに濡らし布等で覆い被せたような状態を
長く置きますとカビついたりしますので、マメに少しずつ作業を行って下さい。
膨らんだら油を布に少し湿らせ修正部位を擦り付けてできあがりです。
もし膨らませる作業で周りより膨らみすぎたら、乾いた状態になりましたら、
紙ヤスリで板目に沿って削って下さい。その後に油を擦り付けて下さい。
次の写真は作業前と作業後の実験写真です。このへこみで、この程度まで修復できます。
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