建物を新築する際等、確認申請時に建物の24時間換気能力を審査します。
建築物の気密性向上に伴い、建築材料等から発生する化学物質等で
引き起こされるアレルギー症状(シックハウス症候群)を防止するため、
平成15年より施行されました。
各種技術開発により、建材等の化学物質等はかなり削減されておりますが、
過敏な方には、自然素材がおすすめです。
十数年前縁あって、皮膚科の先生とコラボして建築された建物を
中古住宅で購入しました。
床は桧無垢材、床下には炭が並べられ、外壁には漆喰が塗られています。
内壁と天井にはゼオライトが塗られており、造作棚には防腐剤として
柿渋が塗られています。薪ストーブや無垢材とステンレスで造作された
キッチン、ステンレス浴槽やホーローの洗面台。プラスチック製品は
トイレの便座とタンクくらい。
健康だけがとりえの私達家族にとっては、大変もったいない建物でしたが、
購入させて頂きました。
その後、会社に就職し、さらにその素晴らしさを実感しましたが・・・(;´∀`)
さて、内壁と天井に使われているゼオライト。
ゼオライトは、天然の鉱物で「沸石」(ふっせき)とも呼ばれています。
表面が多孔質な網目構造の結晶で、ミネラルを豊富に含み、
強力なイオンパワーによって不純物を吸着したり、遠赤外線効果、
イオン交換作用、還元(酸化防止)力、調湿効果、消臭効果など
優れた性質を持っています。
ゼオライトが原料の塗り壁材(AZ-wall)
当社でお付き合いのある(株)キムラさんで取り扱っておりますので、
ご興味のある方はお問合せ下さい(^^)/
(各写真は(株)キムラさんのHPから転載させて頂きました<(_ _)>)
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かれこれ半世紀・・・
築約50年になる実家。
写真の建具のガラス模様がなぜ違うかというと、
私が子供の頃、何かを投げつけて割りました・・・(;´∀`)
何を投げつけたかは、忘れましたが・・・。
ものすごーく怒られたのを思い出します。
そんな実家のリフォーム工事をしています。
茶の間の障子紙をタフトップに張替え、
出窓には内樹脂窓を設置する予定です。
これで、厳冬期の暖房費も少しは抑えられると思います。
昔、鯉のぼりをくぐって遊んで、怒られた広縁には、
実父が手作りした野菜室があったのですが、
少し見栄え良く大工さんに造ってもらうことになりました。
広縁のサッシも高窓は木製、全面の掃き出し窓も、
アルミサッシになる前の時代のガラス戸だったので、
厳冬期には、保存している野菜も凍ってしまうほど
寒い、寒~い広縁でした。
今回、実父は最後まで反対していましたが、
広縁のサッシを全面的に入れ替え、壁内には断熱材も充填します。
両親はまだまだ健脚で、2階への上り下りも苦にならないようですが、
いづれ寝室が1階になった時に、厳冬期の暖かさを実感してもらえる
時期が来ることとを願いつつ、工事をお願いしました。
工事が始まってから、まだ現場を見ていない親不幸者ですが、<(_ _)>
リニューアルした実家、お盆の帰省が楽しみです(^^)/
写真の建具のガラス模様がなぜ違うかというと、
私が子供の頃、何かを投げつけて割りました・・・(;´∀`)
何を投げつけたかは、忘れましたが・・・。
ものすごーく怒られたのを思い出します。
そんな実家のリフォーム工事をしています。
茶の間の障子紙をタフトップに張替え、
出窓には内樹脂窓を設置する予定です。
これで、厳冬期の暖房費も少しは抑えられると思います。
昔、鯉のぼりをくぐって遊んで、怒られた広縁には、
実父が手作りした野菜室があったのですが、
少し見栄え良く大工さんに造ってもらうことになりました。
広縁のサッシも高窓は木製、全面の掃き出し窓も、
アルミサッシになる前の時代のガラス戸だったので、
厳冬期には、保存している野菜も凍ってしまうほど
寒い、寒~い広縁でした。
今回、実父は最後まで反対していましたが、
広縁のサッシを全面的に入れ替え、壁内には断熱材も充填します。
両親はまだまだ健脚で、2階への上り下りも苦にならないようですが、
いづれ寝室が1階になった時に、厳冬期の暖かさを実感してもらえる
時期が来ることとを願いつつ、工事をお願いしました。
工事が始まってから、まだ現場を見ていない親不幸者ですが、<(_ _)>
リニューアルした実家、お盆の帰省が楽しみです(^^)/
針葉樹のケボニー化
日本中のいたるところに見られる杉林。
戦後植林され、成熟してきた人工林です。
一方、家具やフローリング、ウッドデッキなどに使われる
硬くて腐朽に強い木材は、主に広葉樹です。
チーク、ウォールナット、マホガニーなど、人気の木材は
世界中で過伐が問題となっているようです。
この木材資源の枯渇対策に画期的な方法が開発されたそうです。
カナダのシュナイダー教授が発明した、『ケボニー化』。
ソフトウッドをハードウッドの材質に変える技術で、
サトウキビやトウモロコシなどの農業廃棄物から抽出した
物質を針葉樹材に加圧加熱しながら含浸させ、柔らかい針葉樹の
細胞壁に浸み込ませると重合して、木質成分のひとつ、
ヘミセルロースが増えたような状態になり、広葉樹材のような
硬い材質になるのだそうです。
比重は何十%も高くなり、曲げ強度も上がり、寸法安定性が増し、
何よりも腐朽や摩耗に強くなるとのことです。
数年前からノルウェーで製造、市販され、いくつかのパイン材をケボニー化して
ウッドデッキや屋根、桟橋にも利用されているようです。
トップの写真は、ケボニー化したラジアータパインで造られた建物。
ギターやカトラリーなどの食器類にも使われ、品質の30年保証まで
ついているそうです。
ケボニー材は色が濃く重厚な雰囲気となり、手触りは木材そのもの。
廃棄後もリサイクルでき、成分に重金属や石油由来のものは含まず、
ノルウェーのエコラベルも取得しているとのこと。
スギ材をケボニー化する試験をしたところ、パイン材よりも
優秀な成績が出たということで、近い将来、無垢のスギ材から
家具や内装・外構材、大スパンの建築物などが生まれる日が
来るのも近いのでは?!と、考えさせられる記事でした。
(内容は『針葉樹が広葉樹材に化ける!これは林業イノベーションだ(田中淳夫氏)』
記事の中から抜粋させて頂きました。<(_ _)>)
戦後植林され、成熟してきた人工林です。
一方、家具やフローリング、ウッドデッキなどに使われる
硬くて腐朽に強い木材は、主に広葉樹です。
チーク、ウォールナット、マホガニーなど、人気の木材は
世界中で過伐が問題となっているようです。
この木材資源の枯渇対策に画期的な方法が開発されたそうです。
カナダのシュナイダー教授が発明した、『ケボニー化』。
ソフトウッドをハードウッドの材質に変える技術で、
サトウキビやトウモロコシなどの農業廃棄物から抽出した
物質を針葉樹材に加圧加熱しながら含浸させ、柔らかい針葉樹の
細胞壁に浸み込ませると重合して、木質成分のひとつ、
ヘミセルロースが増えたような状態になり、広葉樹材のような
硬い材質になるのだそうです。
比重は何十%も高くなり、曲げ強度も上がり、寸法安定性が増し、
何よりも腐朽や摩耗に強くなるとのことです。
数年前からノルウェーで製造、市販され、いくつかのパイン材をケボニー化して
ウッドデッキや屋根、桟橋にも利用されているようです。
トップの写真は、ケボニー化したラジアータパインで造られた建物。
ギターやカトラリーなどの食器類にも使われ、品質の30年保証まで
ついているそうです。
ケボニー材は色が濃く重厚な雰囲気となり、手触りは木材そのもの。
廃棄後もリサイクルでき、成分に重金属や石油由来のものは含まず、
ノルウェーのエコラベルも取得しているとのこと。
スギ材をケボニー化する試験をしたところ、パイン材よりも
優秀な成績が出たということで、近い将来、無垢のスギ材から
家具や内装・外構材、大スパンの建築物などが生まれる日が
来るのも近いのでは?!と、考えさせられる記事でした。
(内容は『針葉樹が広葉樹材に化ける!これは林業イノベーションだ(田中淳夫氏)』
記事の中から抜粋させて頂きました。<(_ _)>)